【旅兵衛の流儀】最強の渋滞回避は「平日」にあり。50代の特権を活かす車旅とインバウンドの罠

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混雑回避は平日 渋滞回避とルート選定の極意
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私ごとですが、都内でタクシードライバーをしている職業柄、世間がお休みの土日祝日は稼ぎ時であり、私の休日は基本的に「平日」になります。

そのため、妻との旅行も必然的に平日が当たり前。長年このスタイルで旅をしてきましたが、声を大にして言いたいことがあります。

大人の車旅において、「平日」に勝る渋滞回避術はありません。

会社やご家族の都合で、ご夫婦で平日に休みを合わせるのはハードルが高いかもしれません。しかし、休日のあの大渋滞、観光地の人混み、そして跳ね上がる宿泊費を考えれば、有給休暇を使ってでも平日に旅に出る価値は十二分にあります。

今年還暦で、自信をもって運転できるのも75歳までと考えると、あと15回しかないと決めている極上の車旅。今回は、50代・60代だからこそできる「平日旅という大人の贅沢」と、近年急増している「平日だからという甘い罠」について、プロの視点から解説します。

【この記事の結論まとめ】

  • 平日旅の恩恵:渋滞ゼロ、どこへ行っても貸切状態、さらに宿泊費は休日の半額近いことも。
  • 大人の贅沢:子育てが一段落した今こそ、夫婦で平日に休みを合わせて出かけるべき。
  • 最大の罠:桜や紅葉のピーク時と、近年の「インバウンド(訪日外国人)」には平日という概念が通用しない。
  • プロの鉄則:有名観光地のピークシーズンは、平日であっても「休日と同じ警戒度(早朝アタック等)」で臨むこと。
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50代だからできる「大人の贅沢」は平日にあり

休日ならごった返す人気宿のロビーや大浴場も、平日ならまるで自分たちだけのプライベート空間に。宿泊費もが抑えられるのもうれしい。

平日旅のメリットは、言うまでもなく圧倒的です。

高速道路はトラックが多いものの、乗用車のサンデードライバーが少なく、スムーズに流れます。人気のご当地グルメ店も並ばずに入れ、風情ある景色をバックに、他の人が写り込まない完璧な記念写真が撮れます。

そして何より、「宿泊費の安さ」は見逃せません。休日なら1泊3万円する高級温泉宿が、平日なら2万円以下で泊まれることも珍しくありません。浮いた予算で料理のグレードを上げたり、次回の旅行資金に回したりと、旅の質が劇的に向上します。

お子様から手が離れ、少し時間の自由が利くようになった50代・60代。あえて平日に休みをとり、夫婦二人でゆっくりと日本の絶景を独占する。これこそが、限られた旅の回数を最高のものにする「大人の贅沢」だと私は確信しています。

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最大の罠「平日だから空いている」という勘違い

しかし、ここでプロとして強烈な警鐘を鳴らさなければなりません。

「平日だから、ゆっくり出発しても大丈夫だろう」という甘い考えは、絶対に捨ててください。

長年平日旅をしてきた私自身、近年、有名観光地に着いて愕然とすることが増えました。「平日なのに、なんでこんなに人がいるの!?」と。

その原因は大きく2つあります。

桜・紅葉の「ピーク時」の引力

平日でも混雑する紅葉名所
平日だから空いていたと思っていたら、思っていた以上に混雑する紅葉名所

私たちと同じように、「見頃ドンピシャの絶景」を狙っているシニア層や写真愛好家は全国に無数にいます。桜が満開になった、紅葉が真っ赤に染まったというニュースが流れた瞬間、彼らは曜日に関係なく一斉に車を走らせます。ピーク時の数日間は、平日であっても有名スポットへの一本道は激しく渋滞します。

爆発的な「インバウンド需要」

新倉山浅間公園 インバウンドで混雑する境内
新倉富士浅間神社、外国人観光客で混雑する境内

現在、富士山周辺や京都、白川郷といった世界的な観光地は、日本のカレンダー(平日・休日)とは全く無縁のサイクルで動いています。日本人の観光客が全くいなくても、大型バスで乗り付けた外国人観光客で現地はあふれかえっています。彼らはお昼前後にドッと押し寄せるため、のんびり向かうと駐車場すら入れない事態に陥ります。

プロの鉄則:ピーク時は平日でも「休日仕様」で動く

では、どうすれば良いのか。

結論は非常にシンプルです。「見頃のピーク」や「世界的観光地」へ行く際は、平日であっても【休日・祝日と全く同じ準備と警戒度】で臨むことです。

第1弾の記事でお伝えした「朝7時の開門同時到着を死守する」「広域農道などの迂回ルートを用意しておく」といったプロの流儀を、平日であっても一切の妥協なく実行してください。

「平日なのに、念のため朝イチで来ておいて本当に良かったね……」。お昼に到着して渋滞にハマっている車列を横目に、奥様とそう笑い合える周到さこそが、車旅を成功に導きます。

【よくある質問】プロが答える平日旅のQ&A

Q. 平日に行くと、観光地のお店が定休日で閉まっていることはありませんか?
A. 非常に鋭いご指摘です。平日の観光地(特に水曜日や木曜日)は、飲食店や小さなお土産屋さんが一斉に定休日になるケースがよくあります。せっかく名物グルメを楽しみにしていたのに食べられない、という事態を防ぐため、プロは事前に「お目当ての店の営業日・営業時間」を必ずチェックし、もしもの時の「第2候補」まで調べておきます。

Q. 有給をとって金曜日から土曜日にかけて1泊旅行をするのはどうですか?
A. 「金曜〜土曜」は、実は一番バランスの良い選択肢の一つです。金曜日の観光地は平日なので比較的空いており、宿も安く泊まれます。そして土曜日の朝にチェックアウトして、お昼過ぎの「帰りの大渋滞が始まる前」にサッと帰宅すれば、日曜日は丸一日家でゆっくり休めます。体力回復を重視する50代には特におすすめのスケジュールです。

まとめ:平日の恩恵を最大限に受けつつ、油断はしない

私にとってはあと15回しかない、春と秋の絶景旅。皆様も同じように貴重な旅のはず。
その貴重な1回を絶対に失敗させないためには、有給休暇を使ってでも「平日」に旅のスケジュールを組むのが最強の基本戦略です。

そして、平日の「空いた高速道路」や「割安で極上な温泉宿」という恩恵をフルに享受しつつ、いざ観光地へアタックする朝だけは、プロの流儀で誰よりも早く動く。

この「メリハリ」こそが、50代の大人の車旅を完璧にコントロールする極意です。ぜひ、次回の旅行計画の参考にしてみてください。

免責事項・注意事項
本記事の混雑状況やインバウンドの傾向等は、執筆時点での筆者の経験に基づく目安です。実際の状況は天候や曜日により変動しますので、事前の情報収集を行った上で安全な車旅をお楽しみください。万が一の渋滞やトラブル等につきまして、当サイトは一切の責任を負いかねます。

※当ブログはアフィリエイトプログラムを利用していますが、紹介する宿やサービスはすべてプロドライバーとしての厳しい基準で忖度なく厳選したものです。ご予約の際は、ご自身でも各予約サイト等で最新情報をご確認ください。

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