2015年2月。まだ空気が冷たく、吐く息が白くなる朝に、東伊豆へ向かいました。
目的は、河津桜。早咲きの桜で春を先取りして、その夜は温泉で体をゆるめて、海の幸で満たされて眠る——そんな「季節のご褒美」みたいな旅です。
そこで探した条件はシンプルでした。源泉かけ流しで、できれば露天風呂付き客室。そして、伊豆らしい魚介料理をしっかり味わえること。
いろいろ比較して選んだのが、東伊豆町 片瀬温泉 片瀬館「ひいな」です。

玄関先に立った瞬間、海の気配がふっと近づく感じがしました。潮の匂いと、遠くから聞こえる波の音。
旅のスイッチが、そこで切り替わった気がします。
今回宿泊したのは、当時のプランでいちばん楽しみにしていたこちら。
【ひいな最高級】露天風呂付特別室【檜製の大きな浴槽】
檜の大きな浴槽の露天風呂付き客室で、料理は伊勢海老のお刺身、あわびのおどり焼き、牛肉のステーキが一人にひとつ、さらに特製金目鯛の姿煮が一組に一匹。
正直、ちょっと奮発です。でも、旅ってたまに「ここで行こう」と決めたくなる夜がありますよね。
あの日はまさにそれでした。
この宿の魅力(体験ベース)
・海を感じる客室 × 檜の大きな露天風呂
・伊豆の魚介が主役の夕食(とくに金目鯛が印象的)
・「宿で過ごす時間そのもの」が旅になるタイプ
※本記事は2015年の宿泊体験です。料金・料理内容・設備等は変更の可能性があるため、予約前に公式情報で最新をご確認ください。
この記事でわかること
特別室の雰囲気/客室露天(檜風呂)の体感/夕食・朝食の内容/泊まって感じたこと/アクセス・送迎の考え方——を、写真と一緒にまとめます。
「ひいな」の特別室は広々!
今回宿泊した部屋は、「ひいな」さんに一室しかない露天風呂付「特別室」。
部屋のつくりは10畳、8畳の和室、広縁(縁側)、洗面所、お手洗い、源泉かけ流し檜の露天風呂、シャワールーム(洗い場)、ウッドデッキという構成です。

メインの部屋は10畳の和室。
畳に座ったときの“ひんやり”とした感触が、外の冷たい空気を連れてきた体にちょうどよくて、思わず肩の力が抜けました。

窓側の広縁(縁側)にはテーブルと椅子。
窓の向こうは相模湾が広がっていて、空の色がゆっくり変わるのを“座ったまま”眺められます。

ウッドデッキに出ると、潮風がほほを撫でて、波の音が少し大きく聞こえます。
冷たい風なのに不思議と心地よくて、「ああ、来てよかったな」と思わせてくれる時間でした。

8畳の和室は寝室で、フロアベッドがあります。
湯上がりの体をそのまま預けられる距離感が、妙にうれしいんですよね。

洗面所は広くて清潔感があり、洗面台が2か所。
支度のタイミングが重なっても、気持ちが焦りにくい造りでした。

広縁で海を眺めているだけで、旅の“目的”が一つ増えた気分でした。
源泉かけ流し、檜の露天風呂の大きさにびっくり!
さて、お楽しみの客室露天。ここは、写真の通りインパクトが強いです。

どうですこの大きさ。
檜の浴槽は、大人でもかなりゆったり。
お湯に入った瞬間、檜の香りがふっと立って、鼻の奥まで“温泉の空気”に切り替わる感じがしました。

湯船につかりながら、海を眺められるのも魅力。
波のリズムが“BGM”みたいに一定で、気づくと呼吸までゆっくりになっていました。
温泉は源泉かけ流しで、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉(※効能表記や説明は時期で変わることがあるため、最新は公式情報をご確認ください)。
入ってみた感想は、湯上がりの肌がさらっと軽い。
湯のぬくもりが、しばらく残る感じがありました。
「今まででいちばん肌がすべすべになった気がする」と、妻がぽつり。
言い方に嘘がない感じで、こっちまで嬉しくなったのを覚えています。
ちなみに、シャワー・洗い場は露天風呂の洗面所側にあります。

“部屋の中で、この湯量”という贅沢。湯の時間が、完全に自分たちのものになります。
「夕食」の伊豆創作料理「WAON」は大満足!
そして、このプランのもうひとつの主役が夕食でした。
伊勢海老のお刺身、あわびのおどり焼き、牛肉のステーキが一人に一つ。さらに特製金目鯛の姿煮が一組に一匹。
料理長が素材と調理にこだわり、“和食の枠”に収まりきらない発想も織り込んだのが伊豆創作料理「WAON」。
出てくるたびに、香りがふっと立って、湯上がりの体にすっと入っていく。
食事って、味だけじゃなくて「テンポ」と「温度」も大事なんだな…と実感した夜でした。


手前左から 公式HPプレゼント グラスワイン(白) 食前酒 梅酒
中段 先付 青豆ゆばラレシ正油ゼリーわさび 甘エビ柚子胡椒和え
奥 前菜 大豆サーモン酢炊き 切り干し大根しめじ 照り焼き真丈 三色胡麻豆腐

トロは脂がやさしく、舌の上でほどける感じ。
尾長鯛は、旅先だからこそ出会える一皿だなと思いました。

甘みがしっかり。
噛むほどに海の旨みがにじんで、思わず黙ってしまうタイプでした。

炙った香ばしさに、わかめと野菜、マヨネーズベースのソース。
そこににんにくチップがアクセント。
和の流れの中に“洋のひと手間”が混ざって、気持ちが上がりました。

サザエつぼ焼きは、エスカルゴ風の味付け。
磯の香りにバターのコクが重なって、想像していた“つぼ焼き”といい意味で別物でした。


バターを溶かして、レモンを絞って。
香りが立ち上がった瞬間、もう勝負は決まっていました。
噛むと弾力があって、最後に旨みがじわっと残ります。


この金目、味のバランスが絶妙でした。甘すぎず、濃すぎず。気づけば箸が止まりません。


陶板で焼くと、ジュッという音と一緒に香りが立ってきます。
脂が重たくならず、おろしポン酢で“すっと”食べられるのが良かったです。


結論、特別室の夕食は満足度が高い内容でした。
特に印象に残ったのは、やっぱり金目鯛の姿煮。
中骨だけ残るくらい、きれいに食べてしまいました。
そして、サザエをエスカルゴ風にしたり、さわらをカルパッチョにしたり。
伊豆の海の幸を「こう来るか」と思わせてくれるのが、楽しかったです。

伊豆で「魚介をしっかり味わいたい」夜なら、候補に入れて損はないと思います。
「朝食」に伊勢海老の味噌汁が!
朝食は、いわゆる“旅館の朝”。
でも、そこに伊勢海老の味噌汁が来ると、朝のテンションが一段上がります。


前夜のお刺身の頭を使っているそうで、湯気と一緒に海の香りがふわっと上がります。
朝にこの一杯は、ちょっと贅沢でした。

公式サイト予約プレゼント お刺身三種盛り ボタンエビ、平目、太刀魚
※当時は公式サイトから予約した特典で付いていました(特典内容は時期により変わるため、最新は公式でご確認ください)。

透明感があって、噛むと甘い。朝からしっかり“海”を感じられます。

脂がのっていて、香ばしさが鼻に抜けます。白ごはんが進む味でした。

やさしい出汁の香りで、朝の胃にちょうどいい“落ち着き”でした。


朝から魚介を楽しみたい方は、予約特典や朝食内容を事前にチェックしておくと安心です。
東伊豆町 片瀬温泉 片瀬館「ひいな」「特別室」に宿泊した感想、おすすめポイント、評価
まとめると、当時の私たちの感想はひとこと——「大満足」でした。
海を眺める広縁の落ち着き。檜の香りが残る客室露天。
食事は、魚介の満足度が高く、印象に残る味がいくつもありました。
泊まって感じたこと(体験メモ)
・海が近く、部屋の“空気”が気持ちいい
・檜の客室露天が大きく、湯の時間がゆったり取れる
・夕食は魚介が主役で、金目鯛の印象が強い
・朝食も海の幸があり、旅気分が続く
※2015年の体験です。現在の料理内容・設備・サービスは変更の可能性があります。

「露天風呂付き客室で、魚介をしっかり味わいたい」日に向く宿でした。
「宿泊予約」リンク
今回ご紹介したのは、露天風呂付きの「特別室」に宿泊した体験です。
ただし本記事の宿泊は2015年2月のため、料金・料理内容・特典・送迎条件などは変わっている可能性があります。
予約前に、各予約サイトで最新プランを確認してから選ぶのがおすすめです。
予約前にチェックしたい3点
・部屋タイプ:露天風呂付き客室(特別室/他タイプ)
・食事:金目鯛・伊勢海老・鮑などの“内容”と“量”(プラン差が出やすい)
・送迎:駅送迎の有無・予約条件・時間帯(利用する方は特に)
選び方のコツ:「露天風呂付き客室 × 料理重視」で探すと、旅の満足度が上がりやすいです。
同じ宿でも、部屋とプランで“体験の密度”が変わるので、写真・料理内容・口コミの最新投稿まで見て決めるのが安心。
下に「ヤフートラベル」「楽天トラベル」「じゃらんnet」のリンクを載せておきます。
ポイント還元やタイムセールなど、タイミングで条件が変わることもあるので、見比べて一番合うプランを選んでみてください。
「お得なプラン」を探すなら、まずは3サイトで横並びチェックがおすすめです。

宿は「部屋」と「夕食プラン」で満足度が決まりやすいです。
露天×魚介重視の方は、プラン名と料理写真をしっかり見比べてくださいね。
東伊豆町 片瀬温泉 片瀬館「ひいな」 基本情報
- 名称: 片瀬館 ひいな
- 住所: 〒413-0303 静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬 6-1
- 電話番号: 0557-23-2323
- 駐車場:あり
- 公式サイト:片瀬館 ひいな
東伊豆町 片瀬温泉 片瀬館「ひいな」 アクセス
- 東京から車で行く場合、首都高速、東名高速、小田原厚木道路、西湘バイパスを通って「石橋IC」で下車。
- 真鶴道路、国道135号線を通って宿へ。
- 東京から宿まで約155km、約3時間30分の距離となっています。
- 電車の場合、最寄りは伊豆熱川駅。
- 公式案内では、到着後に電話をすると送迎に来てくれる形で、受付は15:00〜17:00です。
よくある質問(FAQ)
宿泊前に気になりやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。
※本記事の宿泊体験は2015年2月のため、料金・プラン・食事内容・特典・運用ルールは変更の可能性があります。予約前に公式・予約サイトで最新情報をご確認ください。
Q1. 初めて泊まるなら、どの部屋タイプを選ぶのがおすすめ?
A. “宿で過ごす時間”をしっかり味わいたいなら、露天風呂付き客室がおすすめです。同じ宿でも、部屋タイプと食事プランで体験の密度が変わりやすいので、予約時は「客室露天」「料理内容(伊勢海老・鮑・金目鯛など)」をセットで確認すると失敗しにくいです。
Q2. 特別室はどんな雰囲気?広さは十分?
A. 当時の体験では、10畳+8畳の和室に加えて広縁やウッドデッキがあり、“海を眺めて過ごす時間”を作りやすい造りでした。館内であちこち移動して楽しむより、部屋でゆっくりしたい人向きです。
Q3. 客室露天(檜風呂)はどれくらい大きい?
A. 体験ベースでは、檜の香りが立つ大きめの浴槽で、ゆったり入っても窮屈さを感じにくい印象でした。露天の“気持ちよさ”は天候や気温にも左右されるので、冬は湯冷めしにくい動き方(短く何回か/湯上がりの保温)がおすすめです。
Q4. 露天風呂の温度は熱い?ぬるい?
A. 体感は好みや季節で変わります。気になる方は、口コミで「湯温」に触れている投稿をチェックするとイメージが掴めます。温度調整の可否は部屋・運用で異なることがあるため、予約前に最新条件を確認してください。
Q5. 洗い場(シャワー)はどこ?寒い時期でも大丈夫?
A. 当時は、露天風呂の近く(洗面所側)に洗い場がありました。冬は“外気+湯気”で体が冷えやすいので、洗い場で長居しない動線にすると快適です。現在の仕様は部屋により異なる可能性があります。
Q6. 夕食はどんな内容?料理目当てでも満足できる?
A. 体験した特別室プランでは、伊勢海老のお刺身/鮑のおどり焼き/金目鯛の姿煮など、伊豆らしい魚介が主役でした。料理重視の方は、予約時にプラン名と料理写真を見比べ、金目鯛・伊勢海老・鮑が「付くか/量はどうか」を確認すると安心です。
Q7. 朝食はどんな感じ?
A. 当時は旅館らしい和朝食で、魚介の一品もありました。朝食内容は季節やプランで変わることがあるため、最新は予約サイトの朝食説明・口コミを併せて確認するのがおすすめです。
Q8. 駅から送迎はある?時間は決まっている?
A. 公式案内では、伊豆熱川駅に到着後に連絡→送迎の形で、受付時間帯が案内されています。利用する場合は、到着時刻と連絡方法を事前に確認し、時間に余裕を持って動くと安心です。
Q9. 車で行く場合、駐車場はある?
A. 駐車場は「あり」と案内されています。繁忙期(河津桜シーズンなど)は道路の混雑が出やすいので、到着が遅くなる場合は事前連絡や到着導線の確認をしておくと気持ちがラクです。
Q10. 河津桜シーズンに泊まる場合、注意点は?
A. 見頃の週末は、周辺道路や観光地が混みやすいです。「翌朝の動き(出発時刻)を早めに決める」、もしくは“宿時間を長めにして観光を詰め込みすぎない”と、満足度が上がりやすいです。
Q11. 記事が古いけど、どこを見れば“今”の判断ができますか?
A. まずは予約サイトで、①部屋タイプ ②料理内容 ③送迎・チェックイン等の条件を確認。次に口コミの“直近の投稿”で、湯温・食事量・接客・館内の雰囲気が今どうかを掴むのがおすすめです。
FAQ構造化データ(JSON-LD)
まとめ
片瀬温泉 片瀬館【ひいな】の特別室は、派手に“映える”というより、海の気配と湯のぬくもりがじわじわ効いてくる宿でした。
広縁で相模湾を眺めて、潮風の匂いを吸い込んで。檜の香りが立つ客室露天に沈んだら、波の音がそのままBGMになる。
旅の予定を詰め込まなくても、宿の中だけで「ちゃんと旅をした気分」になれたのが印象に残っています。
滞在の流れは、到着→部屋→まず露天→夕食→夜にもう一度→朝風呂→朝食が相性抜群。
河津桜の季節は特に、昼の観光で体が冷えやすいので、夜は湯でほどいてから眠ると翌朝がラクでした。
こんな方におすすめ
・露天風呂付き客室で、海を感じながらゆっくり過ごしたい
・伊豆らしい魚介(伊勢海老/鮑/金目鯛など)を“旅の目的”として味わいたい
・観光を詰め込みすぎず、宿の時間を丁寧に楽しみたい
なお、本記事の宿泊体験は2015年2月のため、料金・料理内容・特典・設備・送迎条件などは変わっている可能性があります。
ただ、「海を眺めながら湯に浸かり、魚介で満たされる」という宿の“芯”の魅力は、写真の空気感からも伝わると思います。
もし今、予約を検討するなら、部屋タイプと夕食プランだけは必ず見比べてください。
同じ宿でも、そこが違うだけで体験の満足度が大きく変わります。
口コミの補足
口コミは時期によって評価や傾向が変わります。予約前は、各予約サイトで直近の投稿を中心に「湯温」「料理量」「接客」「部屋のメンテ状況」などをチェックしておくと安心です。
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