2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、「鎌倉幕府」を開いた「源頼朝(大泉洋)」と、頼朝の妻となった「北条政子(小池栄子)」、その弟の「北条義時(小栗旬)」が物語の中心となり、坂東武者をまとめ鎌倉に幕府を開き天下を納めていく様子が描かれています。
そんな人気の「鎌倉殿の13人」の物語のポイントになるのが、「頼朝」と「政子」が結婚したこと。
「頼朝」が「政子」と結婚することで、北条氏は鎌倉幕府の中心となり、「頼朝」を支える役目を担うこととなります。
「頼朝」は「平清盛」によって14歳から伊豆に流されて幽閉生活を送りますが、その時に「政子」と出会います。
当時「頼朝」は「伊豆山神社」を崇敬し、「政子」とは「伊豆山神社」の「境内」で愛をはぐくんだといわれています。
【伊豆山神社】の境内は広い
【伊豆山神社】はとても広い神社です。
参拝のメイン【伊豆山神社】の「本殿」は海抜170mの地点にあります。
「本殿」から170段の階段を下ると神社入口の「鳥居」があります。
さらにここから海まで下り、「伊豆浜」に下りると「伊豆」の地名の語源となった「走り湯」があり、ここも【伊豆山神社】の境内となっています。
また、「本殿」から山を登りなんと海抜380メートルほどの山中に「本宮」があります。
「本宮」への道はかなり険しい山道なので、それなりの覚悟がない方はやめた方がいいようです
「走り湯」から「本宮」まで、【伊豆山神社】の境内を全て見ようとすると、結構な時間と体力を必要とします。
一般的に【伊豆山神社】を参拝する方は「本殿」でお参りを済ませ、社務所で「御朱印」をいただいたり、「お守り」を買って帰るのが普通ですね。
【伊豆山神社】見どころ「170段」の石段
【伊豆山神社】の見どころとしてまずあげられるのが、神社入口の鳥居をくぐった先にある石段。
なんと約170段もあります。
電車で「熱海駅」まで行って「バス」「タクシー」で行く方はこの石段を上らなければなりません。
一方、「車」で行かれる方はこの「鳥居」の横にある「下駐車場」か、「本殿」横にある「上駐車場」に「車」を停めることになります。
「車」で行かれる方で石段を上りたくない方は、「本殿」横の「上駐車場」まで車で行きましょう。
石段を上るのが大変な方は、左側の坂道を上って行きましょう
【伊豆山神社】見どころ 手水舎の「赤白二龍」
神社でお参りする前にはまず「手水舎」で清めますが、【伊豆山神社】の「手水舎」は「赤白」の「龍」の口から水が出ています。
「赤白二龍」と呼ばれ、赤龍は火、白龍は水の力をつかさどり、二龍の力を合わせて温泉を生み出す最強の「守護神」と呼ばれています。
【伊豆山神社】見どころ 「本殿」
境内の奥に鎮座する「本殿」は、「赤」が美しい建物。
「本殿」裏に広がる森の緑と赤のコントラストが美しいですね。
「本殿」上の「龍」の彫刻も見事です。
【伊豆山神社】に祀られている「神様」は、
ご利益は「強運守護」、「福徳和合」、「縁結び」
「頼朝」と「政子」が愛を育んだことで「恋愛成就」。
また、「頼朝」と「政子」が結ばれ「平家」を打倒し、その後「鎌倉幕府」を開き「武家社会」を築き上げて行ったことで「大願成就」といったご利益があるとされています。
【伊豆山神社】見どころ 頼朝・政子 腰掛け石
【伊豆山神社】の見どころとして忘れてはならないのが、この「頼朝・政子腰掛け石」。
かの「頼朝」と「政子」が座った同じ場所に腰掛けることができるなんて、ロマンを感じますよね。
【伊豆山神社】見どころ 光り石
「神様」が降り立つ石で、さわったり座ったりすることで「パワー」がもらえるそうです。
【伊豆山神社】見どころ こころむすび
境内にひときわ目立つ「ハートマーク」がついた「鳥居」。
「ハートマーク」の枠に、「おみくじ」を結ぶようになってて、なかなかいいアイデアですね。
【伊豆山神社】の「御朱印」
【伊豆山神社】の「御朱印」はこちらの「社務所」でいただけます。
「御朱印」は3種類あり、特別限定の「御朱印」の初穂料が1,000円。
「頼朝」と「政子」がデザインされた「御朱印」が500円。
シンプルなデザインの「御朱印」が300円でした。
「御朱印」は書き置き(印刷)でした(2022年4月)
今回私が実際に購入した【伊豆山神社】の特別限定の「御朱印」がこちら。
実際に「御朱印帖」に貼り付けたのがこちらです。
伊豆の海を連想させる、鮮やかな「ブルー」が印象的な美しい「御朱印」です。
みなさまの「伊豆山神社」への旅が楽しいものとなりますように。