【来宮神社】の楽しみ方ガイド|ご利益・大楠の見どころ・参拝時間とアクセス

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熱海 来宮神社 鳥居 東海・伊勢・伊豆の寺社
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来宮神社とは?歴史とご利益の特徴

静岡県熱海市にある【来宮神社(きのみやじんじゃ)】は、熱海駅からもアクセスしやすい「街なかのパワースポット」。正式には「來宮神社」とも表記され、古くから「来福・縁起の神」として信仰されてきました。

熱海 来宮神社 ご由緒
来宮神社 ご由緒

主祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)・五十猛命(いたけるのみこと)・日本武尊(やまとたけるのみこと)の三柱。

いずれも「開運」「縁結び」「商売繁盛」「健康長寿」にゆかりの深い神さまで、人生の節目や心を整えたいタイミングでお参りに訪れる方が多い神社です。

なかでも有名なのが、「禁酒・禁煙・断ち物」のご利益。境内の御神木【大楠】の前で「やめたいこと」を心の中で誓うと、それを後押ししてくれると言われています。

さらに──

  • 健康長寿
  • 心願成就
  • 良縁成就(恋愛だけでなく、仕事・人間関係全般)
  • 金運・仕事運アップ

など、50代以降の“大人の節目”にうれしいご利益がそろっているのも、来宮神社の大きな特徴です。

旅兵衛
旅兵衛

熱海の温泉街からすぐ近くなのに、境内に入るとふっと音が和らぐ感じ。
「温泉+パワースポット」を気軽にセットで楽しめるのが、来宮神社のいちばんの魅力だと感じています。

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来宮神社の参拝時間の目安

熱海 来宮神社 境内案内図
来宮神社 境内案内図 出典:公式

来宮神社の境内はコンパクトで歩きやすく、基本的な参拝であればそれほど時間はかかりません。旅のプランに合わせて、次の目安を参考にしてみてください。

●標準的な参拝(本殿+大楠)
・所要時間:およそ60〜90分
・本殿にお参り
・大楠周辺を一周しながら願掛け
・境内の摂社・末社を参拝
・授与所でお守り・御朱印をいただく

●ゆったり参拝(カフェ利用・写真撮影込み)
・所要時間:およそ90〜120分
・標準参拝に加え、境内カフェでの休憩や、ライトアップ時間帯の大楠鑑賞など

熱海の観光プランとしては、

  • 「熱海駅周辺の街歩き+来宮神社」
  • 「チェックイン前に来宮神社、夜は温泉宿でのんびり」

といった組み立てがしやすく、1泊2日旅の“初日 or 最終日のハイライト”として組み込みやすい神社です。

来宮神社の主な見どころ

本殿と拝殿

熱海 来宮神社 本殿
来宮神社 本殿

来宮神社の中心となるのが、落ち着いた雰囲気の【本殿・拝殿】

観光客で賑わう熱海の街とは対照的に、拝殿前には静かな空気が流れ、心を落ち着けて手を合わせられる空間です。

大楠(御神木)

熱海 来宮神社 大楠
来宮神社 大楠

来宮神社といえば、やはり【大楠】

熱海 来宮神社 大楠 ご由緒
来宮神社 大楠 ご由緒

樹齢2,000年以上とも言われる巨大なクスノキで、国指定の天然記念物にもなっています。

熱海 来宮神社 大楠
来宮神社 大楠の圧倒的なスケール

・幹の周囲は20mを優に超えるスケール感
・「幹を1周すると寿命が1年延びる
・「願いごとを胸に秘めて1周すると、その願いが叶う

といった伝承があり、幹のまわりをゆっくりと歩く参拝者の姿が絶えません。

夕方?夜にはライトアップも行われており、幻想的な雰囲気の中で参拝することもできます。

鳥居と竹に包まれた参道

熱海 来宮神社 入口鳥居
来宮神社 入口鳥居

境内入口の鳥居から本殿へと続く参道は、周囲を竹や木々に包まれた、どこかひんやりとした空気が漂う小径です。

頭上を覆う竹が緑のトンネルのようになっていて、街のざわめきがすっと遠のいていく感覚。「温泉街から、神域へと一段階ずつ気持ちを切り替えていく」ような、雰囲気のよいアプローチになっています。

来宮稲荷明神へ続く「赤い小さな鳥居」

熱海 来宮神社 来宮稲荷明神へ続く「赤い小さな鳥居」
来宮神社 来宮稲荷明神へ続く「赤い小さな鳥居」

神社入口の鳥居の横には、【来宮稲荷明神(きのみやいなりみょうじん)】へと続く、赤い小さな鳥居が連なる一角があります。

小さな鳥居が階段状に並ぶ姿は、とても写真映えするスポット。正面から撮るだけでなく、少し斜めから見上げる構図や、足元の石段を入れたカットなど、アングルを変えるだけで印象の違う写真が撮れます。

本殿へ向かう前後に、ちょっと寄り道してみると、「来宮神社らしい一枚」が残せるはずです。

大楠へと導く参道「楠への小路」

熱海 来宮神社 「楠への小路」
来宮神社 「楠への小路」

参集殿側から御神木の大楠へ向かう参道は、【楠への小路(くすのきへのこみち)】と呼ばれています。

この小路には、孟宗竹(もうそうちく)ヤツデコグマザサなど、古くから「祝い」や「災い除け」の意味を持つ日本古来の植物が植栽されています。

石畳と苔むした石、しっとりとした緑に囲まれた通り抜けは、まさに「大楠へと心を整えながら向かうための道」という雰囲気。足音を少しゆるめて歩きたくなる、来宮神社の中でもとくにおすすめの小径です。

第二大楠・摂社・末社

大楠のほかにも、境内には【第二大楠】(神社入口付近)や、來宮弁財天・稲荷社・三峯神社などの摂社・末社が点在しています。

・弁財天:金運・芸事・縁結び
・稲荷社:商売繁盛・五穀豊穣
・三峯神社:家内安全・厄除け

といったご利益があり、それぞれの小さな社を巡りながら、境内を一周する「ミニお社巡り」を楽しむのもおすすめです。

境内カフェ・休憩スペース

来宮神社が幅広い世代に人気を集めている理由のひとつが、境内にあるおしゃれなカフェスペース。御神木を眺めながら一息ついたり、和スイーツやドリンクを楽しんだりと、「神社+カフェ」という新しい楽しみ方ができます。

50代以降の大人旅なら、参拝のあとにベンチで一服し、「今日はここまで来られてよかったね」と話せる、そんな時間も旅の大切な一コマになるはずです。

熱海 来宮神社 落ち葉で作ったハートマーク
来宮神社 落ち葉で作ったハートマーク

御朱印・御朱印帳について

来宮神社の御朱印(概要)

来宮神社は、御朱印を楽しみに訪れる方も多い神社です。大楠や社紋をあしらったデザインなど、季節や行事に合わせて頒布される御朱印もあり、参拝の記念にぴったりです。

・基本の「来宮神社」御朱印
「来宮弁財天」「湯前神社」の御朱印
大楠行事にちなんだ限定御朱印

御朱印の受付時間や頒布内容は時期により変わるため、実際に参拝される前に公式サイトや社頭の案内で最新情報を確認しておきましょう。

ご参考
・授与所受付時間:9時~17時
・初穂料:500円~
2025年12月時点

御朱印帳

御朱印を集めている方なら、来宮神社オリジナルの【御朱印帳】もチェックしておきたいところ。大楠や社紋をモチーフにしたデザインなど、熱海旅の記念になる一冊が見つかるはずです。

・「これから御朱印を始めたい」という方は、ここで御朱印帳デビュー
・すでに御朱印帳を持っている方は、「来宮神社のページ」をつくるイメージで

自分用はもちろん、ご家族やパートナーへの旅のプレゼントとして選ぶのもおすすめです。

来宮神社 基本情報・アクセス(概要)

■所在地
・〒413-0034 静岡県熱海市西山町43-1

■公式サイト:熱海 来宮神社‐きのみやじんじゃ

■アクセス(公共交通)

・JR来宮駅から徒歩約5分
・JR熱海駅から
 - 電車:伊東線で1駅「来宮駅」下車
 - 路線バス:来宮神社方面行きバスで「来宮神社」または周辺バス停下車

熱海駅〜来宮神社の距離は比較的近く、タクシーを利用しても短時間で到着します。荷物が多いときや足元に不安がある方は、タクシー利用も選択肢に入れておくと安心です。

■車でのアクセス・駐車場(概要)

・最寄りの高速道路ICから熱海市街へ
・熱海市街地を経由し、来宮神社周辺へアクセス

来宮神社には参拝者向けの駐車スペースが用意されていますが、

  • 台数に限りがある
  • 週末や行楽シーズンは早い時間から満車になりやすい

といった傾向があります。

そのため──

  • 平日や午前中の早い時間帯に参拝
  • 満車時は周辺コインパーキングを利用
  • 熱海駅周辺に車を置いて電車・タクシーで移動

といったプランも視野に入れておくと、焦らず参拝できます。

※駐車場の台数・料金・混雑傾向など、車旅向けの詳細は別記事【来宮神社】車でのアクセス・駐車場ガイド|料金・台数・おすすめ駐車場を写真で解説をご覧ください。

参拝のベストシーズンと混雑

来宮神社は一年を通して参拝できますが、季節ごとに表情が変わります。熱海の旅全体の計画と合わせて、訪れる時期を選んでみてください。

◎おすすめの季節

・春(3月下旬〜5月)
 海からの風がやわらぎ、境内の緑も一気に芽吹く頃。熱海桜や周辺の花の季節と合わせて、のんびり散策しやすい時期です。

・初夏〜夏(6月〜8月)
 日中は暑くなりますが、鎮守の森の中は思いのほか涼やか。早朝や夕方の参拝なら、比較的快適に歩けます。

・秋(10月〜11月)
 気温が落ち着き、汗ばみにくい季節。熱海のビーチシーズンが落ち着いた後で、ゆっくりと街歩き+参拝を楽しめます。

・冬(12月〜2月)
 熱海は比較的温暖なエリアで、関東内陸部よりも雪が少なめ。冬の海と温泉を楽しみつつ、来宮神社で一年の感謝や新年の願いを伝える旅もおすすめです。

◎混雑しやすい時期・時間帯

・元日〜三が日(初詣)
・連休や祝日
・春・夏の行楽シーズンの土日
・熱海市内で大きなイベントがある日

できるだけゆったり過ごしたい場合は──

  • 平日の午前中
  • 連休を外した通常の週末
  • 雨予報の日(足元には注意)

などを狙って計画してみてください。

参拝時の注意点

・境内や本殿周辺では、静かに落ち着いて参拝を
撮影禁止の場所や、他の参拝者が写り込みすぎる撮影は避ける
・御神木の根元付近には立ち入り禁止エリアもあるので、案内表示に従う

特に大楠のまわりでは、多くの方が願いを込めて歩いています。焦らず、自分のペースで一歩ずつ巡るイメージで、ゆったりと時間を過ごしてみてください。

来宮神社参拝の服装・持ち物のポイント

来宮神社の境内はそれほど広くありませんが、石段ややや急な坂もあるため、「街歩き+神社参拝」用の普段着をイメージしておくと安心です。

◎服装の目安

  • 石段でも歩きやすいスニーカーなどの歩きやすい靴
  • 冬や春先は、海風対策に薄手のダウンやカーディガンなどの羽織もの
  • 夏場は通気性のよい服装+帽子で日差し対策を

◎持ち物のポイント

  • 御朱印をいただく予定があれば御朱印帳
  • 小銭(お賽銭やお守り用に、100円硬貨・10円硬貨を少し多めに)
  • 雨予報の日は折りたたみ傘タオル

とくに50代以降の大人旅では、荷物を持ちすぎると疲れやすくなります。「必要なものだけをコンパクトにまとめる」イメージで準備しておくと、参拝もその後の街歩きも快適に楽しめます。

来宮神社と一緒に立ち寄りたい周辺スポット

来宮神社は、熱海観光と組み合わせやすい立地が大きな魅力です。車旅・電車旅どちらでも、1泊2日の中に無理なく組み込めるスポットです。

◎熱海駅周辺・海岸エリア

・熱海サンビーチ
・熱海駅前の商店街(平和通り名店街 など)
・海を望むカフェやレストラン

昼間に来宮神社を参拝して、その前後で駅周辺の街歩きや海辺の散歩を組み合わせる定番コースです。

◎温泉宿

・熱海温泉の旅館・ホテル
・来宮神社から車やタクシーですぐの宿が多数

「初日は来宮神社で願掛け → 夕方から温泉宿でのんびり」という流れは、50代以降の大人旅にぴったりの組み合わせです。

◎近隣エリア

・伊豆山神社(車・バスでアクセス可)
・伊東・網代方面の海沿いドライブ
・真鶴・湯河原方面への寄り道

来宮神社を中心に、“海沿いのドライブコース”として半日〜1日分の行程を組み立てることもできます。

よくある質問(FAQ)

Q. 来宮神社の参拝時間はどのくらい見ておけばいいですか?
A. 本殿へのお参りと大楠の周りを一周、授与所でのお守り・御朱印を含めて、およそ60〜90分が目安です。境内カフェでひと休みしたり、写真撮影もゆっくり楽しみたい場合は、90〜120分ほど見ておくと、時間に追われず落ち着いて過ごせます。

Q. 車で行っても大丈夫ですか?駐車場はありますか?
A. 来宮神社周辺には参拝者向けの駐車スペースがありますが、台数に限りがあり、週末や連休、初詣シーズンは満車になりやすい傾向があります。確実に停めたい場合は、早めの時間帯を狙うか、熱海駅周辺の駐車場に車を置いて、電車・タクシーで向かう方法もおすすめです。駐車場の台数や料金、混雑しやすい時間帯など、車旅向けの詳細は別記事【来宮神社 車でのアクセス・駐車場ガイド】で整理していく予定です。

Q. 御朱印は混みますか?どのタイミングでお願いするのが良いですか?
A. 連休・休日や行事の日は、御朱印の授与所に列ができることがあります。「参拝後」にまとめてお願いする方が多いですが、混雑している場合は、参拝前に御朱印帳を預けておき、帰りに受け取る方法もスムーズです。待ち時間が長そうなときは、書き置き(台紙)タイプを選ぶのも一案。旅の行程全体を見ながら、無理のない範囲で受けるようにしましょう。

Q. 50代〜シニア世代でも無理なく歩けますか?
A. 境内は比較的コンパクトで、山道のような長い上り下りはありません。ただし、石段ややや急な坂もありますので、歩きやすい靴と、できるだけ身軽な荷物がおすすめです。こまめに休憩をはさみながら、自分のペースで巡れば、50代〜シニア世代の方でも無理なく楽しめるつくりだと感じます。

Q. 公式情報はどこで確認すればいいですか?
A. 祭事・行事の日程や、御朱印の頒布内容、授与所の受付時間、駐車場の最新情報などは、来宮神社公式サイト公式SNSで随時更新されています。とくに、初詣シーズンや大型連休、イベント開催時は状況が変わりやすいため、実際に出かける前に一度公式情報をチェックしておくと安心です。

まとめ|来宮神社は「温泉旅と相性抜群のパワースポット」

熱海の街なかにありながら、森に包まれた静かな空気が流れる【来宮神社】は、

・来福・縁起の神としての信仰
・大楠にまつわる健康長寿・心願成就・断ち物のご利益
・縁結び・商売繁盛・金運アップといった大人世代にうれしいご神徳
・コンパクトで歩きやすい境内と、おしゃれなカフェ空間

といった要素がバランスよくそろったパワースポットです。

熱海温泉への1泊2日旅なら──

・1日目:熱海到着 → 来宮神社で参拝 → 宿でゆっくり温泉
・2日目:海岸散歩や駅周辺の街歩き

といった組み立てがしやすく、「観光」「開運」「癒やし」の3つを一度に味わえるのが魅力です。

このガイドでは、

  • 来宮神社の歴史とご利益の特徴
  • 参拝時間の目安
  • 主な見どころ(本殿・大楠・摂社・カフェ)
  • 御朱印・御朱印帳の概要
  • アクセス・駐車場の全体像
  • ベストシーズンと混雑の傾向
  • 服装・持ち物のポイント
  • 周辺スポットとの組み合わせ方

といった「まず知っておきたいポイント」をひと通りまとめました。

旅兵衛
旅兵衛

熱海へのドライブや電車旅を計画される際の「予習用」として、また実際に参拝した後の「振り返り用」として、このページがお役に立てばうれしいです。

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