【長野日帰り観光モデルコース】善光寺・小布施・上田城跡公園＆真田神社｜御朱印と栗スイーツを楽しむ大人旅

長野市周辺を日帰りでぐるっと楽しむなら、「善光寺」「小布施町」「上田城跡公園」をセットでめぐるコースは、信州の歴史とグルメを一日で味わえる王道プランです。

午前中は全国から参拝客が訪れる【善光寺】で、ゆったりお参りと門前散策。

そのあと車で【小布施】へ向かい、信州らしいランチと栗スイーツを楽しみながら、町歩きのついでにお土産をまとめて購入。

午後は上信越道で【上田城跡公園】へ移動し、真田氏ゆかりの城跡と【真田神社】をのんびり参拝──。

「寺」「城」「町歩き」「グルメ」に加えて、【善光寺】と【真田神社】の御朱印も同じ日にいただける、
歴史好き・御朱印好きにはたまらない欲張り日帰りコースです。

上信越自動車道の「長野IC」「須坂長野東IC」「小布施スマートIC」「上田菅平IC」を使えば、移動はすべて車でスムーズ。

長時間の山歩きは少し自信がないけれど、信州らしい雰囲気と歴史、そしてご当地グルメや御朱印はしっかり味わいたい大人世代には、ぴったりのボリューム感です。

このプランの魅力

この日帰りコースの魅力は、何といっても「信州の代表的な寺」「栗の町」「真田の城跡と神社」を一日でコンパクトに回れることです。

移動はすべて「車」なので、荷物はトランクに置いたまま、必要なものだけ持って身軽に歩けるのも大きなポイントです。

上信越道のICをうまく使えば、高速道路沿いにきれいな“周遊ルート”を描けるので、関東方面からの日帰りドライブにも組み込みやすい行程になっています。

御朱印帳片手に、寺と神社をセットで回れる「御朱印ドライブ」として楽しめるのも、このプランならではの魅力です。

こんな方におすすめ

おすすめ時期

このコースは通年で楽しめますが、季節によって見どころが少しずつ変わります。
旅のテーマに合わせて、訪れる季節を選んでみてください。

春（4〜5月）
・善光寺門前や小布施の町に、やわらかな春の空気が広がる季節
・【上田城跡公園】は桜の名所として知られ、開花期は城跡一帯が華やかな雰囲気に
・御朱印帳を片手に、寺社と桜の風景を一緒に写真に収めたい方にも最適
・観光シーズン本番前で、平日は比較的落ち着いて回りやすい

→ 「桜や新緑と一緒に、寺と城と御朱印を楽しみたい方」におすすめ。

初夏〜夏（6〜8月）
・日中は気温が上がりますが、城跡や公園の木陰を選べば意外と快適
・小布施のカフェや喫茶で、冷たいスイーツやドリンクを楽しむのにぴったり
・善光寺・真田神社ともに、夏詣や旅の安全祈願などにも向いた季節
・夕立やにわか雨に備えて、車に折りたたみ傘を一つ積んでおくと安心

→ 「ドライブメインで、合間にのんびり散策＋御朱印めぐりを楽しみたい方」に向いた季節です。

秋（10〜11月）
・善光寺・小布施・上田城、いずれも紅葉がきれいなベストシーズン
・小布施は栗の季節のクライマックス。栗スイーツや栗のお土産がいちばん充実する時期
・紅葉と御朱印をセットで楽しめるので、写真も御朱印帳も「秋色」に染まる一日になります
・週末や連休はどこも混雑しやすいので、時間に余裕を持った行程が安心

→ 「紅葉＋栗スイーツ＋歴史散策＋御朱印」を一度に楽しみたい方に、最もおすすめの時期です。

冬（12〜2月）
・雪をかぶった善光寺や上田城跡は、静かで味わい深い雰囲気
・路面凍結や積雪の可能性があるため、スタッドレスタイヤは必須装備
・観光客は比較的少なめで、落ち着いた“冬の信州”を楽しめる
・防寒対策をしっかり整えれば、雪景色の中でいただく御朱印もまた特別な一枚に

→ 「人出の少ない静かな季節に、落ち着いて寺社や城跡を歩き、御朱印もゆっくりいただきたい方」におすすめ。
　防寒対策をしっかり整えたうえで計画しましょう。

モデルコース概要（所要時間の目安）

1日の流れ（目安）

※時間は一例です。出発地や季節に応じて前後調整してください。

10:00　上信越自動車道「長野IC」または「須坂長野東IC」着
・長野市方面へ向かい、善光寺近くの駐車場に車を停めます。

10:30　【善光寺】参拝・御朱印・門前散策（約60〜90分）
・本堂参拝、お戒壇めぐり（希望者）、山門・仁王門周辺の散策など。
・本堂や塔頭寺院で御朱印をいただく時間も含めて、少しゆとりを持った配分がおすすめです。

12:00　善光寺周辺 → 小布施町へ移動（車で約40分）
・長野市街地から一般道または上信越道を使って、小布施へ向かいます。

12:40　【小布施町】で昼食（約40〜60分）
・町中の飲食店で、信州らしいランチをゆったりと。
・そば・和食・洋食など、気分に合わせてお店を選びましょう。

13:30　栗スイーツ＋町歩き＋お土産購入（約30〜40分）
・モンブランや栗あんみつなどの栗スイーツを楽しみ、
　お土産屋さんをのぞきながら、コンパクトな町をぶらりと散策。

14:10　小布施 → 上田城跡公園へ移動（上信越道経由で約50〜60分）
・小布施スマートICから上信越道に乗り、上田菅平ICで下車。
・城跡近くの駐車場を利用します。

15:10　【上田城跡公園】散策＆真田神社参拝・御朱印（約60〜90分）
・真田氏ゆかりの城跡を歩き、櫓門や石垣、公園内の景色をのんびり見学。
・城内の【真田神社】で参拝し、御朱印をいただけば、この日の締めくくりにふさわしい一枚に。

16:40　上田菅平ICなどから上信越自動車道に乗り、帰路へ
・夕方前に高速道路へ戻れるので、日帰りドライブとしても安心です。

※上記はあくまで目安です。
　季節や混雑状況、写真撮影や御朱印の有無によって時間は前後するため、
　各スポットで「少し余裕を残す」イメージで計画しておくと安心です。

立ち寄りスポット紹介

善光寺｜「一生に一度は善光寺詣り」の名刹で心静かなひとときを

「一生に一度は善光寺詣り」と言われるほど、全国から参拝客が集まる善光寺。
長野市街地の高台に広がる伽藍は、初めて訪れてもどこか懐かしさを感じる独特の雰囲気があります。

本堂へ向かう参道には、門前ならではの土産物店や老舗の味噌店、そば店がずらり。
石畳をゆっくり歩きながら、山門や本堂の姿を眺めているだけでも、自然と気持ちが落ち着いてきます。

・本堂・山門・仁王門など、写真に収めたいスポットが多い
・門前では「おやき」「ソフトクリーム」「善光寺みそ」など、手軽な食べ歩きも楽しい
・境内は段差もありますが、休み休み歩けば、50代前後の大人世代でも無理なく回れます

御朱印をいただきたい方は、
・本堂の御朱印所
・周辺の塔頭寺院（大勧進・大本願 など）
といった授与所の場所と受付時間を、事前に公式サイト等でチェックしておくと安心です。

日帰りプランでは欲張りすぎず、「本堂で1つ＋気になる塔頭で1つ」など、あらかじめ目安を決めておくと、時間配分がぐっと楽になります。

善光寺の御朱印は「信州御朱印旅」のスタートにもふさわしい一枚なので、御朱印帳デビューにもおすすめです。

小布施町｜ランチ・栗スイーツ・お土産を一度に楽しめる“小さな町歩き”

善光寺から車で移動すると、「栗と北斎と花のまち」として知られる【小布施町】に到着します。

メインエリアはコンパクトで、蔵造りの建物や和モダンなカフェ、和菓子店、ギャラリーなどが歩ける範囲にぎゅっと集まっています。

小布施では、以下をまとめて楽しむのがポイントです。

お店や時間帯によっては待ち時間が発生することもあるので、以下を頭に入れておきましょう。

栗の季節（秋）には、人気店のモンブラン（栗の点心 朱雀　すざく）に行列ができることもあるので、「どうしても食べたいお店」がある場合は、事前に営業情報をチェックしておくと安心です。

上田城跡公園＆真田神社｜真田氏ゆかりの城跡で“戦国ロマン”と御朱印を楽しむ

小布施から上信越道経由で約1時間。
【上田城跡公園】は、戦国武将・真田昌幸・幸村ゆかりの城として有名なスポットです。

現在は天守こそ残っていないものの、

• 立派な櫓門や石垣
• 城跡を取り囲む公園の緑や桜、紅葉
• 城下町・上田の街並み

など、戦国時代の名残と現代の公園の雰囲気がほどよく同居している場所です。

歩く距離は比較的コンパクトで、無理のない範囲で散策できるのも魅力。
桜や紅葉の季節は、城跡全体が華やぎ、写真映えも抜群です。

城内に鎮座する【真田神社】は、真田氏ゆかりの神社として人気の高いスポット。
ここで参拝し、御朱印をいただけば、善光寺とあわせて「寺と神社の御朱印を一日で集める」充実の御朱印旅になります。

歴史に詳しくなくても、城跡の石垣や櫓門を眺めているだけで、「ここで本当に合戦があったのかもしれない」と、自然と想像がふくらみます。

御朱印帳を開けば、その日の記憶が一枚の紙にぎゅっと刻まれるような、満足度の高い時間になるはずです。

よくある質問（FAQ）

Q. このコース全体の所要時間はどれくらい見ておけば安心ですか？
A. 現地での観光時間は、善光寺 約60〜90分／小布施 約90分／上田城跡公園・真田神社 約60〜90分で、合計4〜5時間ほど。
移動時間を含めると、トータル6〜7時間前後が目安です。
関東方面から日帰りの場合は、高速道路の往復も含めて「丸一日コース」と考えておくと、気持ちにも時間にもゆとりが生まれます。

Q. 歩く距離や体力面が不安です。高齢の両親を連れて行っても大丈夫？
A. いずれのスポットも本格登山のような体力は不要ですが、善光寺・上田城ともに石段や坂道があります。

・境内や城跡に近い駐車場を選ぶ
・こまめに休憩を挟みながら、無理のないペースで歩く

といった工夫をすれば、50代〜シニア世代でも十分楽しめるコースです。
靴はスニーカーなど歩きやすいものをおすすめします。

Q. 御朱印はどこでいただけますか？御朱印帳を持っていなくても大丈夫？
A. このコースでは、【善光寺】と【真田神社】の2か所で御朱印をいただけます。

・善光寺本堂や塔頭寺院の授与所
・上田城跡公園内の真田神社

御朱印帳をお持ちでない場合は、現地で御朱印帳を授与していることも多いので、
旅の記念に「御朱印帳デビュー」するのもおすすめです。
ただし、授与時間は季節や行事によって変わることがあるため、事前に公式情報を確認しておくと安心です。

Q. 昼食はどこで取るのがおすすめですか？
A. このプランでは【小布施】での昼食を基本パターンとしています。

・善光寺参拝後に小布施へ移動
・小布施でランチ → 栗スイーツ → お土産

という流れにすると、一つのエリアで「食事・スイーツ・買い物」を効率よく楽しめます。

ランチのピークタイム（12:00〜13:00）は人気店が混み合うため、
少し早め（〜12:00頃）に入店するか、ピークを外して利用すると入りやすくなります。

Q. どの順番でまわるのが効率的ですか？逆回りもあり？
A. 基本的には、

・善光寺 → 小布施 → 上田城跡公園・真田神社

という順番が動きやすくておすすめです。

朝の涼しいうちに善光寺参拝と御朱印
↓
昼前後に小布施でランチ＋スイーツ＋お土産
↓
午後の時間を使って上田城跡と真田神社をのんびり散策＆御朱印

という流れが自然で、渋滞リスクも比較的少なく済みます。

逆回り（上田 → 小布施 → 善光寺）も不可能ではありませんが、
上田からの移動が長くなり、夕方に善光寺をまわる形になるため、
「王道パターン」としては善光寺スタートをおすすめします。

まとめ

善光寺・小布施町・上田城跡公園（真田神社）をぐるっと巡るこの日帰りモデルコースは、信州の歴史スポットとグルメ、町歩き、そして御朱印めぐりを一日に凝縮した、大人世代向けの車旅プランです。

午前中は善光寺で心静かに手を合わせ、御朱印帳に一枚目をいただく。
お昼は小布施でランチと栗スイーツを楽しみながら、お土産をゆっくり選ぶ。
午後は上田城跡で真田氏ゆかりの城跡を歩き、城内の真田神社で参拝と御朱印。

長時間の山歩きは控えめにしつつも、信州らしい風景と歴史、ご当地グルメ、そして御朱印という“旅の記録”を、バランスよく味わえるのが、このコース最大の魅力です。

まずは今回ご紹介した基本ルートと時間配分をベースに、

・善光寺でお戒壇めぐりや塔頭巡りの時間を足す
・小布施で入りたいカフェや和菓子店を決めておく
・上田城跡で資料館見学や真田神社の参拝時間を少し増やす

など、ご自身のペースや興味に合わせて、少しずつアレンジしてみてください。

気に入ったスポットがあれば、次は【1泊2日プラン】で温泉宿に泊まり、「善光寺＋小布施＋上田城＋周辺観光」としてじっくり巡る旅に発展させていくのもおすすめです。