【さがみ湖イルミリオン】1泊2日モデルコース｜2025‐26開催概要、見どころ、回り方、宿泊、グルメ、お土産、混雑回避

冬の相模湖が、まるで光の森に変わる――。

それが、関東三大イルミネーションのひとつ【さがみ湖イルミリオン】です。

神奈川県相模原市の「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」で開催されるこのイベントは、約600万球のLEDが山肌一面を彩る関東最大級のイルミネーション。

テーマは「森と光の融合」。

丘陵地の起伏を活かした立体的な光景と、観覧車やリフト、ジェットコースターなどアトラクションとの共演が見どころです。

冬の澄んだ空気の中で輝く光の世界は、昼の遊園地とはまったく異なる幻想的な表情を見せてくれます。

家族連れからカップル、写真好きまで楽しめる“大人も子どもも夢中になる冬の夜”。

休日ドライブや、箱根・富士方面の旅と組み合わせて立ち寄るのにもぴったりです。

開催概要

【さがみ湖イルミリオン】は、神奈川県相模原市にある「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」で開催される、関東最大級のイルミネーションイベントです。

今年で15年以上の歴史を誇り、毎年テーマが少しずつ進化。光の森、光の動物園、虹の階段など、多彩な演出が楽しめます。

夜景観光コンベンション・ビューローによる「関東三大イルミネーション」に選出されており、山全体を使った光の演出と体験型イルミネーションが特徴。

期間中はイルミ限定の「ナイトアトラクション」や、園内レストランの温かいメニューも充実しています。

園内案内とおすすめの回り方

園内は高低差のある丘陵レイアウト。

点灯前に入園して全体の動線を把握し、上部エリアから下りながら鑑賞するのが混雑回避と撮影の両立に有効です。

はじめに虹のリフトで高台へ上がって全景を俯瞰→主動線の光の花畑・オトイルミ・光の大トンネルを押さえ、人気フォトスポットは19:30以降に回収。

最後はショップで土産購入、出口へスムーズに戻ると効率的です。

イルミネーション鑑賞モデルコース（所要2〜3時間）

時刻目安	ルート／スポット	滞在目安	ポイント
16:15〜	入園・ウェルカム広場	10分	トワイライトの空色を活かして導入カットを確保
16:30	虹のリフト（上り）	15分	先に高台へ移動して全景を俯瞰（風対策の防寒必須）
16:50	高台パノラマ〜光の花畑	20分	ブルーアワー狙い。広角→標準でレイヤー感を撮る
17:10	オトイルミ（メインショー）	20分	演出が数分周期で変化。色違いを複数パターン確保
17:30	光の森〜光の架け橋	20分	歩きながらの俯瞰カット。露出−0.3〜−0.7EV
17:50	光の大トンネル	15分	混む前に動画撮影。人の少ないタイミングで抜ける
18:10	パディントンタウン	15分	休憩＆スナップ向き
18:30	体験系（たまごっちのほしぞらぺだる／マジカルウェーブ）	20〜30分	待ち時間が短ければ挑戦。被写体ブレに注意
19:30〜	取り逃しスポット再訪→ショップ→出口	20分	人気スポットを再撮。土産購入後、ゆとりを持って退園

見どころ（おすすめ撮影スポット）

さがみ湖イルミリオンの魅力は、単なる光の装飾ではなく、自然の地形と光の演出が融合した立体的な世界観にあります。

丘陵地に沿って歩きながら、視点が次々に変わるため、どこを切り取ってもフォトジェニック。

特にカメラ・スマホ撮影派におすすめのポイントを紹介します。

オトイルミ（メインショー）

• さがみ湖イルミリオンの“主役”。
• 音楽と光が同期し、広大なイルミエリアが一斉に色を変えるダイナミックなショーです。
• 数分ごとに演出が切り替わるので、少し長めに滞在して複数パターンを楽しむのがおすすめ。

ウェルカム広場

• エントランス前の導入ゾーン。
• ゲート周りからフォトスポットが連なり、来場直後から“光の世界”へスムーズに没入できます。
• 待ち合わせにも便利な平坦エリアです。

光の花畑

• 一面に敷き詰められたLEDが“波打つ”ように色変化。
• 起伏のある地形を活かしたレイヤー演出で、俯瞰と接写の両方が映えます。
• 家族連れでも歩きやすい広めの通路設計。

光の大トンネル

• 歩くたびに色が移ろうロングトンネル。
• リズムに合わせて点滅するパターンもあり、動画撮影に最適。
• 人が少ない時間帯の通り抜けが狙い目です。

光の森

• 木々のシルエットとライティングが重なる“森イルミ”。
• 湖畔の冷たい空気に光が映えて、写真は露出控えめ（-0.3～-1.0EV目安）がきれい。
• 散策路は暗所もあるので足元注意。

パディントン タウン イルミネーション

• 園内の“パディントン”エリアが夜は温かなイルミに。
• 絵本の世界観でフォトスポットが充実し、ショップや軽食で小休憩もしやすいのが魅力。
• キッズ連れの導線にも最適です。

光の架け橋

• エリア同士を結ぶ“光るブリッジ”。
• 移動しながら全景を見渡せるため、俯瞰カットの撮影ポイントにも。
• 混雑時は一方通行の指示に従ってスムーズに。

虹のリフト（体験型）

• 発光する“虹色”の下をまたいで、夜景の上空をゆっくり移動するチェアリフト。
• 高低差がある園ならではの空中散歩で、広域のイルミをまとめて俯瞰できます。
• 風が強い日は冷えるので防寒を。

たまごっちのほしぞらぺだる（体験型）

• “たまごっち”コラボの空中ペダル体験。
• 上空レールを自転車のようにこいで進み、きらめく夜景の上をゆっくり周遊。
• 親子やカップルで会話しながら楽しめるスローペースのアトラクションです。

マジカルウェーブ（体験型）

• 触れる・踏むなどのアクションに反応して色や光が変化するインタラクティブ演出。
• 子どもも大人も直感的に楽しめ、撮って楽しい“動きのある”写真・動画が狙えます。

おすすめ来園時期・混雑回避のコツ

【さがみ湖イルミリオン】は、開催期間が長く（例年11月〜翌5月）、時期によって雰囲気が変わるのが特徴です。

特に冬の澄んだ空気は光の発色が美しく、写真映えも抜群。

ただし、休日やクリスマス前後は非常に混雑するため、時期と時間を上手に選ぶのがポイントです。

おすすめ時期（時期別の特徴）

混雑を避けるコツ

1泊2日モデルコース（相模湖イルミ＋三井アウトレットパークを楽しむ冬旅）

初日は相模湖で遅めランチ後、イルミリオンを2〜3時間満喫し相模原泊。

翌日は多摩南大沢で買い物とカフェを楽しみ、渋滞前に帰路へ。

短距離移動で大人も無理なく充実した旅を楽しめます。

1日目

時刻	行程	メモ
14:00	相模湖周辺で遅めのランチ	候補：Sove／かどや食堂／キッチンたかはし／蕎麦処 休屋
15:00	プレジャーフォレスト着・日没前に園内散策	観覧車・売店・温浴施設の場所を事前チェック
16:30	点灯！さがみ湖イルミリオン鑑賞	所要約2～3時間目安（光のトンネル→花畑→観覧車展望など）
19:30	夕食・ホテルへ移動（車で約30～40分）	相模原駅エリアのホテルにチェックイン

2日目

時刻	行程	メモ
9:00	朝食・チェックアウト	荷物は車へ。混雑前に出発
10:00	三井アウトレットパーク 多摩南大沢	ショッピング＆カフェタイム（冬物・アウトドア用品など）
12:00	早めの帰路へ	渋滞ピーク前に出発すると快適

相模湖エリアのおすすめランチ情報

イルミネーション前に立ち寄れる、おすすめの人気店を紹介します。

Sove（ソーヴ）

• おすすめポイント：湖畔ドライブの途中で立ち寄りやすい、一軒家レストラン。朝から営業でモーニング～昼まで通し利用OK。
• 名物：カレー、パスタが人気
• 基本情報：神奈川県相模原市緑区与瀬311／営業時間 5:30–17:30／定休 不定
  ※営業時間・定休日は変更となる場合あり、店舗に要確認
• 予算：〜¥1,500目安
• 駐車：無し　※周辺P利用
• 食べログページ

かどや食堂（相模湖駅前）

• おすすめポイント：相模湖駅からすぐの老舗大衆食堂。ラーメン、丼、定食まで網羅で、昼夜どちらも使いやすい。
• 名物：ラーメン類、カツ丼、もつ煮定食など“町の食堂”王道ライン。
• 基本情報：神奈川県相模原市緑区与瀬本町12／営業時間 11:00 – 20:00／定休 火曜・第4月曜。
  ※営業時間・定休日は変更となる場合あり、店舗に要確認
• 予算：〜¥1,000台中心。
• 駐車：駅前コインP利用が便利
• 食べログページ

キッチン たかはし（洋食）

• おすすめポイント：地元で愛される洋食店。ボリューム・満足度高めで昼も夜も人気。
• 名物：“ふわとろ”系オムライス、ハンバーグ、エビフライなど。オムライス目当ての来店が多い。
• 基本情報：神奈川県相模原市緑区千木良458-4／営業時間 11:00‐20:00／定休 月曜日。
  ※営業時間・定休日は変更となる場合あり、店舗に要確認
• 予算：¥1,000〜¥1,999
• 駐車場：あり
• 食べログページ

蕎麦処 休屋（やすみや）

• おすすめポイント：2024年オープン。石臼自家製粉の手打ちそば。国道20号「千木良」交差点そばでアクセス良好。
• 名物：せいろ、鴨南蛮に加え、すだち/レモンの“冷やかけ”など季節そばが評判。
• 基本情報：相模原市緑区千木良1227-8／営業時間（売切れ仕舞い）水–金 11:30–14:00、土日祝 11:00–15:00／定休 月・火
• 予算：¥1,000〜¥1,999
• 駐車：あり
• 食べログページ

おすすめ宿泊エリア

相模湖・道志・藤野エリア お土産情報

相模湖イルミリオンを訪れたら、旅の思い出を持ち帰りたくなるもの。

このエリアは「森・水・光」をテーマにしたナチュラル系の特産品が多く、地元の味覚やクラフト雑貨など、冬旅にぴったりのお土産が揃います。

さがみ湖リゾート限定グッズ

• 販売場所： プレジャーフォレスト園内ショップ
• イルミリオンのロゴ入りグッズや光るアクセサリー、LEDキャンドルが人気。
• 特に「光るぬいぐるみ」や「キラキラストラップ」は子ども連れやカップルに定番。
• 期間限定デザインの「光のリフト」缶バッジも要チェック。

相模湖名物・ワカサギ加工品

• 販売場所： 相模湖観光案内所／湖畔土産店
• 相模湖の名物といえばワカサギ。
• 「甘露煮」「佃煮」「ワカサギせんべい」など、保存が効く定番土産。
• ほのかな甘辛味で、お酒のつまみにもぴったりです。

相模原銘菓・津久井せんべい

• 販売場所： 相模原市内の和菓子店・道の駅
• 地元の米粉を使った薄焼き煎餅。
• シンプルながら香ばしく、年配層にも人気の手土産。
• 季節限定の「ゆず風味」「黒ごま味」も登場します。

三井アウトレット南大沢で買える“旅の締め土産”

• アウトレット内の「成城石井」や「カルディコーヒーファーム」で、旅の最後にコーヒー豆やスイーツを購入するのもおすすめ。
• ドライブ帰りに立ち寄って、おうち時間の余韻を楽しめます。

アクセス・駐車場

所在地
〒252-0175 神奈川県相模原市緑区若柳1634
（さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト内）
TEL:042-685-1111

車でのアクセス

駐車場情報

駐車場名	収容台数	料金
プレジャーフォレスト駐車場	約2,500台	普通車 1,000円 土日祝・特定日　1,500円

冬季ドライブ注意点

電車でのアクセス

最寄駅： JR中央本線「相模湖駅」

アクセス方法
・相模湖駅から「神奈川中央交通バス」プレジャーフォレスト行き（約8分）
　→ 終点下車すぐ
・タクシー利用の場合：約5分（料金目安1,000円前後）

東京からの目安時間
・新宿 →（JR中央線快速・高尾乗換）→ 相模湖駅：約80分
・八王子 → 相模湖駅：約25分

よくある質問（FAQ）

Q1. 開催期間と点灯時間は？
A. 例年11月上旬〜翌年4月上旬まで開催されます。（2025年シーズンは11月15日（土）〜2026年5月10日（日）まで）
点灯時間は16:00〜21:00（最終入場20:30）ですが、時期によって変更あり。
クリスマス・年末年始・連休中は延長点灯される日もあります。

Q2. チケットは当日でも購入できますか？
A. はい、当日券の販売があります。
ただし土日祝・クリスマス前後はチケット売場が混雑するため、
公式サイトまたはコンビニ（セブンチケット・ローソンチケット）での事前購入がおすすめです。

Q3. 雨の日も開催されますか？
A. 原則として雨天でも開催されます。
ただし強風・雷・積雪など安全に支障がある場合は一部中止やエリア制限があります。
雨上がりの夜は光が路面に反射して、むしろ美しいと評判です。

Q4. 所要時間はどのくらい？
A. イルミ鑑賞だけなら約2〜3時間。
食事を含めるなら、3〜4時間滞在が目安です。
小さな子ども連れでも回りやすい広さです。

Q5. イルミネーションエリアで食事はできますか？
A. 園内には「フードコート」「屋台」「BBQレストラン」があり、軽食や温かいドリンクを販売しています。
特に冬限定の「イルミナイトバーガー」や「ホットワイン」は人気。
持ち込みは禁止されているため、園内または周辺施設での食事がおすすめです。

Q6. ペット同伴は可能ですか？
A. 園内はリード着用で同伴可（一部アトラクションを除く）。
イルミネーションエリアも一部入場可能ですが、混雑時は抱っこ推奨です。
大型犬はエントランス付近のペット預かりスペース利用が安心です。

Q7. ベビーカーや車いすでも回れますか？
A. はい、バリアフリー対応エリアが整備されています。
ただし坂道や階段が一部あるため、係員の案内に従って安全に巡りましょう。
リフト利用時はスタッフの補助があります。

Q8. 冬の服装の目安は？
A. 標高約420mのため、夜は気温0〜5℃程度まで下がります。
防風アウター・手袋・耳当て・滑りにくい靴が必須。
特に風の強い日は体感温度が−3〜−5℃になることもあります。

Q9. 駐車場の営業時間は？
A. 通常は21:00閉場（最終入庫20:30）。
イベント期間中は延長されることもあります。
満車時は臨時駐車場への案内がありますが、早めの来場をおすすめします。

まとめ

「さがみ湖イルミリオン」は、関東屈指のスケールを誇る光の祭典。

広大な山の斜面を活かしたイルミネーションは、まるで“光の峡谷”を歩いているかのような迫力があります。

都心から約1時間半で、これほど壮大なイルミが楽しめる場所は他にありません。

寒い冬の夜でも、体を包み込むような光と音の演出が心を温めてくれます。

昼は遊園地や温泉、夜は幻想的なイルミネーション。

さらに近隣には道の駅やアウトレットもあり、1日中遊べる総合リゾートエリアです。

家族で、カップルで、そして写真好きな方にもおすすめの冬イベント。

2025〜2026シーズンの夜を、ぜひ“光の森”で体感してみてください。

おすすめ予約サイト

宿の予約はここで比べる（使い分け早見）

予約のコツ

前売りチケットの買い方（行列回避）

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