紅葉1泊2日【白馬マウンテンハーバー】【戸隠神社・鏡池】絶景紅葉・温泉・新そばの旅（白馬ジャンプ競技場立ち寄り）

秋の信州は、標高によって色づきのタイミングが変わるのが常。けれど今回ご紹介するのは、奇跡のように紅葉のベストシーズンが重なるスポットをつなぐ旅です。

標高1,289mの【白馬マウンテンハーバー】、標高約1,200mの【戸隠高原・鏡池】、そして【戸隠神社】。いずれも10月下旬に見頃が重なり、同じタイミングで三つの名所を“いちばんいい時期”に楽しめるのが最大の魅力です。さらに1日目は【白馬ジャンプ競技場】にも立ち寄り、長野オリンピックの熱狂を胸に、紅葉と記憶を重ねる時間をどうぞ。

このモデルコースでは、白馬の絶景テラスで紅葉と冠雪のアルプスを望み、戸隠では神秘的な鏡池のリフレクションと杉並木に包まれた神社参拝を。仕上げに秋の味覚「新そば」と温泉を組み合わせ、1泊2日で“紅葉×絶景×温泉×御朱印×新そば”を贅沢に網羅します。

このプランの魅力

こんな方におすすめ

おすすめ時期（紅葉の目安）※【旅兵衛】オリジナル予測

例年の見頃は【10月中旬～11月上旬】ですが、ベストは 10月下旬。
白馬マウンテンハーバー（標高1,289m）、鏡池（標高約1,200m）、戸隠神社（標高約1,200m）は標高差がほぼなく、見頃が重なるのが特徴です。近年は温暖化の影響で紅葉が遅れる傾向にあるため、直前の最新情報を確認のうえ計画を立てましょう。

立ち寄りスポット紹介

白馬マウンテンハーバー（標高約1,289m）

白馬岩岳ゴンドラに揺られて約8分、到着するのが北アルプス一望の絶景テラス【白馬マウンテンハーバー】。
秋は山々が鮮やかな赤や黄に染まり、背景には雪をかぶった白馬三山がそびえる壮大な景観が広がります。標高が高いため、紅葉の見頃は例年10月中旬?下旬。この時期は澄んだ空気と青空に映える紅葉のグラデーションが圧巻です。

併設の「THE CITY BAKERY」では焼きたてパンや濃厚なコーヒーを片手に絶景を楽しめ、モーニングやランチ利用にも最適。さらに【白馬ジャイアントスウィング】では紅葉とアルプスを背景に、空へ飛び出すような体験ができ、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。

白馬ジャンプ競技場（標高約760m／所要：約60分）

1998年長野冬季五輪の舞台。リフトでスタート地点へ上がると、眼下に白馬の街並みと紅葉の山々が広がり、あのときの高鳴りがよみがえるはず。観覧デッキから見下ろすジャンプ台は想像以上の迫力で、展示室ではメダル獲得の軌跡や当時の資料もチェックできます。
紅葉は10月下旬?11月上旬が目安。マウンテンハーバーからの動線も良く、“五輪×紅葉”を同日に楽しめるのが魅力です。

戸隠高原・鏡池（標高約1,200m）

紅葉シーズンに絶対外せないのが【戸隠高原・鏡池】。特に朝の凪いだ時間帯は、戸隠山の稜線と紅葉が湖面に映り込み、まさに「自然の絵画」を目の前にしたかのような光景に出会えます。
10月下旬が紅葉の最盛期で、緑から黄、赤へと移り変わる色彩と、静寂に包まれた湖面のリフレクションが訪れる人を魅了します。

散策路は整備されており、写真愛好家にも人気のスポット。特に早朝の時間帯は観光客が比較的少なく、幻想的な雰囲気を堪能できます。

戸隠神社五社（標高約1,150～1,200m）

長野屈指のパワースポット【戸隠神社】は、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社から成り立ちます。
特に奥社へと続く杉並木参道（片道約2km）は圧巻で、樹齢400年以上の巨杉と紅葉のコントラストが織りなす荘厳な景観は必見。参道の石段や坂道はやや険しいですが、歩き切った先にある奥社の雰囲気は格別です。

御朱印は各社ごとに異なり、御朱印帳を片手に五社をめぐれば、信仰と自然を同時に味わえる貴重な体験に。中社・宝光社の周辺には戸隠そばの名店も立ち並び、参拝と合わせてグルメも楽しめます。

戸隠そば（新そばの季節）

戸隠といえば「戸隠そば」。出雲そば、岩手わんこそばと並ぶ「日本三大そば」のひとつです。特徴的なのは「ぼっち盛り」と呼ばれる盛り付け方で、小分けにしたそばをざるにまとめて供する独特のスタイル。
新そばの季節である10月～11月は香り・風味が最も豊かになり、地元山菜の天ぷらとともにいただけば旅の締めくくりにぴったりです。

中社周辺には老舗のそば店が多く、昼時は行列ができる人気ぶり。旅の最後に味わう「本場の戸隠そば」は、秋の信州旅を忘れられないものにしてくれるでしょう。

モデルコース全体行程（概要）

日程	観光・宿泊	ポイント

1日目

白馬マウンテンハーバー（ゴンドラ＋絶景テラス／約2時間） 昼食・お土産購入（白馬エリア） 白馬ジャンプ競技場（約60分） 宿泊：白馬温泉旅館・ホテル

標高1,289mのマウンテンハーバーで北アルプスと紅葉の大パノラマを堪能。 地元グルメや土産購入も。 五輪の舞台『白馬ジャンプ競技場』で当時の熱狂を追体験。長野五輪を知る世代に特におすすめ。

2日目

戸隠高原・鏡池（散策／約90分） 戸隠神社五社巡り（奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社／約3～4時間） 昼食：戸隠そば

標高約1,200mの鏡池で紅葉リフレクションを鑑賞。 戸隠神社五社で御朱印を集め、荘厳な杉並木参道を歩く。 旅の締めくくりは新そばを味わう。

1日目　コース内容

白馬マウンテンハーバー（所要時間：約2時間）

白馬岩岳マウンテンリゾートのゴンドラに乗り、標高1,289mの【白馬マウンテンハーバー】へ。
秋の北アルプスは、冠雪した白い峰と赤や黄色に色づいた山肌のコントラストが最も美しい時期を迎えます。眼下には紅葉のじゅうたんが広がり、展望テラスからは非日常の絶景を一望。

テラス併設の「THE CITY BAKERY」では、焼きたてのクロワッサンや濃厚なコーヒーを片手に、紅葉と大自然を楽しむ贅沢な時間が過ごせます。

■チャレンジしたい方はこちらも！「白馬ジャイアントスウィング」

マウンテンハーバー併設のアクティビティ。
大空へ飛び出すように揺れる巨大ブランコは、紅葉に染まる高原と北アルプスの絶景を背景にした爽快体験。写真映えも抜群で、大人でも思わず歓声を上げてしまうほどの迫力です。

白馬エリア散策＆昼食（所要時間：約60分）

白馬マウンテンハーバーの絶景を満喫したあとは、白馬村の中心エリアへ移動して散策と昼食を楽しみましょう。
紅葉に彩られた山並みを背景に広がる道の駅や商店街には、地元の食材を使ったグルメや土産物が揃い、旅気分を一層盛り上げてくれます。

おすすめは、信州名物の「おやき」や、脂ののった「信州サーモン」、旨味たっぷりの「白馬豚料理」。どれも地域色が濃く、ここでしか味わえないご当地ランチです。紅葉を眺めながらの食事は格別で、のんびりと過ごすだけでも心が和みます。

お土産探しにもぴったりの時間。リンゴや栗を使った秋限定スイーツ、地酒やワインなど、旅の余韻を持ち帰れる逸品が揃います。特に秋は「新そば」や「地元野菜」を使った加工品も出回るので要チェック。

散策と昼食で約1時間、紅葉シーズンの白馬らしいグルメと雰囲気を味わいながら、午後の観光に備えてエネルギーをチャージしましょう。

白馬ジャンプ競技場（所要時間：約60分）

長野冬季五輪の名場面を生んだシンボルへ。リフトでスタート地点に上がり、ジャンプ台の“現実の角度”を体感。展望デッキからは白馬の紅葉と街並み、そして迫力のランディングバーンを一望できます。
当時の感動を知る世代には刺さる必見スポットです。

宿泊：白馬温泉（チェックイン16:00頃）

観光を満喫した後は、白馬村の温泉宿へ。北アルプスを望む露天風呂や山の幸を使った会席料理で、ゆったりとした秋の夜を過ごせます。

■宿泊先を探すなら

紅葉シーズンは人気が集中するため、早めの予約がおすすめ。以下の宿泊予約サイトから最新の空室状況や口コミをチェックして、希望に合った宿を探せます。

紅葉や観光のベストシーズンは早めに満室になるため、予定が決まり次第の予約がおすすめです。

2日目　コース内容

戸隠高原・鏡池（所要時間：約90分）

早朝の鏡池は必見。湖面が凪いでいる時間帯には、戸隠山と紅葉が水面にくっきりと映し出され、幻想的なリフレクションが広がります。
標高約1,200mのため、10月下旬が紅葉のピーク。黄や朱に染まった山並みと水鏡のコントラストは、訪れる人を魅了する絶景です。

戸隠神社五社めぐり（所要時間：約3時間）

奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社を巡拝。
奥社へ続く片道2kmの杉並木参道は、黄金色や朱色に染まる紅葉と荘厳な雰囲気が漂います。御朱印は各社でいただけ、参拝そのものが特別な体験に。

昼食：戸隠そば（所要時間：約40分）

参拝後は、名物【戸隠そば】で旅を締めくくり。新そばの季節には、香り高い手打ちそばを味わえます。
「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けや、地元山菜の天ぷらと一緒に楽しむそばは格別です。

よくある質問（FAQ）

Q1. 紅葉の見頃はいつですか？
白馬マウンテンハーバー（標高1,289m）、戸隠高原・鏡池（標高約1,200m）、戸隠神社（標高約1,150～1,200m）は、例年 10月下旬が紅葉のピーク。標高が近いため時期が揃いやすく、同じタイミングで複数の名所を楽しめます。近年は高温化の影響で1週間前後遅れる傾向があるため、直前に最新情報を確認しましょう。

Q2. 駐車場はありますか？

• 白馬マウンテンハーバー：岩岳ゴンドラ山麓駅に無料駐車場あり（大型も対応）。
• 白馬ジャンプ競技場：専用駐車場あり（無料）。
• 戸隠高原・鏡池：周辺に有料駐車場あり（紅葉ピーク時は満車注意）。
• 戸隠神社：奥社入口・中社・宝光社周辺に複数駐車場あり（紅葉シーズンは午前中で満車になる場合あり）。

Q3. 戸隠神社五社を全部回るとどのくらい時間がかかりますか？
参拝や移動を含めて 約3～4時間 が目安です。時間が限られる場合は、奥社と中社を中心に巡るのがおすすめです。

Q4. 御朱印はいただけますか？
はい。五社それぞれに御朱印があります。

• 奥社授与所：奥社朱印、九頭龍社朱印
• 中社授与所：中社朱印、火之御子社朱印
• 宝光社授与所：宝光社朱印、火之御子社朱印

御朱印帳は奥社・中社・宝光社で頒布。受付は午前9時～午後5時（冬季は変更あり）。

Q5. 紅葉時期の混雑はどの程度ですか？
10月下旬の週末はどのスポットも大変混雑します。

• 白馬マウンテンハーバー：ゴンドラ待ちが発生する場合あり。
• 戸隠：駐車場が午前中で満車になることも。

可能であれば 平日や朝8時までの到着 をおすすめします。

Q6. 戸隠奥社への参道は険しいですか？
奥社参道は片道約2km、石段や坂道が続きます。歩きやすい靴が必須で、体力に自信のない方にはやや厳しい道のりです。

Q7. 食事はどこがおすすめですか？
戸隠神社中社周辺には、戸隠そばの名店が多数あります。秋は「新そば」の時期で、香り高いそばと天ぷらが人気。昼時は混雑するため、開店直後の訪問がおすすめです。

Q8. このコースで注意することは？

• 標高が高いため朝晩は冷え込みます。防寒着を準備しましょう。
• 紅葉シーズンは道路・駐車場ともに混雑するため、余裕をもった行程を心がけてください。
• 白馬と戸隠は標高が近く紅葉時期が重なる分、観光客も集中します。

Q9. 紅葉シーズンの服装・持ち物は？

• 白馬・戸隠は標高1,200m前後の高地なので、朝晩は5℃前後まで冷え込む日もあります。
• フリースや薄手ダウンなど、重ね着できる防寒対策が必須です。
• 歩きやすい防水シューズ、雨具（折り畳み傘またはレインウェア）もあると安心です。

Q10. 公共交通機関でアクセスできますか？
はい。

• 白馬マウンテンハーバー：JR長野駅から特急バスで白馬八方へ、そこからタクシーやシャトルバスで岩岳ゴンドラ山麓駅。
• 戸隠高原・鏡池／戸隠神社：JR長野駅からアルピコ交通バス「戸隠高原行き」で約70分。奥社入口、中社、鏡池入口などで下車。

車旅が便利ですが、公共交通機関でも十分アクセス可能です。

Q11. ジャンプ競技場はいつが見応えありますか？
紅葉は10月下旬～11月上旬が目安。午前は空気が澄み、山々の色づきが鮮やかに見えやすい傾向です。

まとめ

標高1,200m前後に位置する【白馬マウンテンハーバー】、【白馬ジャンプ競技場】、【戸隠高原・鏡池】、そして【戸隠神社】。
いずれも紅葉のピークが10月下旬に重なり、奇跡のようにベストタイミングで訪れられるのが、この1泊2日旅の大きな魅力です。

1日目は白馬で北アルプスを望む紅葉の大パノラマを楽しみ、長野五輪の記憶が息づく【白馬ジャンプ競技場】で感動を思い起こすひとときも。夜は温泉宿でゆったり体を癒します。
2日目は戸隠へ足を運び、鏡池で幻想的なリフレクションを眺め、荘厳な戸隠神社五社を巡拝。締めくくりには香り高い新そばを堪能できます。

紅葉、温泉、絶景、御朱印、新そば、そしてオリンピックの余韻――秋の信州に欲しい要素をすべて詰め込んだ贅沢なプラン。車旅なら効率よく巡れるため、短い秋を逃さず楽しみたい方にぴったりです。

信州の秋を代表する名所を一度に巡るこのモデルコースは、50代からの大人旅・夫婦旅にふさわしい「記憶に残る紅葉の旅」となるでしょう。

このモデルコースの「詳細プラン（地図・移動距離・駐車場・グルメ・宿情報）」は、有料版記事でわかりやすくご案内しています。

▶ より詳しいプランはこちら：

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