【旅する初詣】で開運&温泉旅へ|伊勢神宮・善光寺・諏訪大社・東照宮・箱根神社など大人におすすめ12社ガイド

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旅する初詣 12社 冬(イルミ・初詣・冬景色)
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「いつもの初詣」を、ちょっとした旅に変えてみませんか?

毎年、なんとなく決まった近所の神社へお参りして、そのまままっすぐ帰る──。
それはそれで安心感がありますが、

「そろそろ違うところにも行ってみたいな」
「せっかくなら、少し遠出して温泉にも入りたい」

と感じている方も、多いのではないでしょうか。

どうせ一年のスタートを切るなら
パワースポットで心身を整え、温泉でゆっくり疲れを流し、その土地ならではのグルメを味わう。

そんな「旅する初詣」にしてしまえば、思い出もご利益もぐっと濃くなります。

この記事では、関東、東海地方の人気の全12社 を、「初詣+温泉+地元グルメ」という視点でまとめてご紹介します。

  • 伊勢の“聖地”【伊勢神宮】
  • 信州の名刹・古社【善光寺】【諏訪大社】【戸隠神社】【真田神社】
  • 世界遺産・日光【東照宮】
  • 山のパワーが集う【三峯神社】【秩父神社】【宝登山神社】
  • 関東から行きやすい人気温泉地に隣接した【箱根神社】【伊豆山神社】【来宮神社】

「どこへ行けばいいか分からない」「車で行く?電車で行く?何泊必要?」

そんな疑問に応えながら、“いつもの初詣”をちょっとした旅に変えるヒントをお届けします。

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「旅する初詣」は、こんな人におすすめ

「わざわざ遠くまで行って初詣?」と思うかもしれませんが、次のような方には、とくに“旅する初詣”がフィットします。

  • 毎年同じ神社でちょっとマンネリ…と感じている方
  • せっかくの正月休み、少し遠出して気分転換したい方
  • パワースポットで、1年のスタートをしっかり整えたい方
  • 温泉にゆっくり浸かって、地元グルメも楽しみたい“大人世代”の方
  • 夫婦・パートナーで「今年は記念になる初詣にしたい」と考えている方

近所の神社にふらっとお参りする初詣も良いものですが、たとえば 「伊勢神宮+伊勢志摩2泊」「東照宮(日光)+鬼怒川温泉1泊」 のように、少し足を延ばして“旅”として組み立てるだけで、正月休みの満足度は一気に変わります。

「初詣に行くついでに旅行」ではなく、「旅そのものが初詣になる」──これが、今回ご提案する「旅する初詣」のスタイルです。

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「旅する初詣」プランニング

「行きたいところはたくさんあるけれど、具体的にどう組み立てればいいか分からない…」

そんなときは、4つのステップで考えると一気に楽になります。

ステップ①「ご利益」と「今年のテーマ」を決める

最初に決めたいのは「今年の初詣で、何をいちばん大事にしたいか」です。

  • 今年は “とにかく無事に過ごしたい” のか
  • “仕事を伸ばしたい・勝負の年にしたい” のか
  • “家族やパートナーとの時間を大切にしたい” のか

目安としては、こんなイメージで選ぶと分かりやすくなります。

  • 開運・厄除け・一年の無事を祈りたい → 伊勢神宮/善光寺/三峯神社 など
  • 仕事運・勝負運・チャレンジの年にしたい → 東照宮(日光)/諏訪大社/箱根神社/真田神社 など
  • 縁結び・家族運・人とのご縁を大切にしたい → 戸隠神社/秩父神社/宝登山神社/伊豆山神社/来宮神社 など
  • 心身のリセット・癒やし重視 → 三峯神社+秩父温泉/善光寺+長野周辺の温泉/伊豆山神社・来宮神社+熱海・箱根エリアの温泉 など

「今年は仕事」「今年は家族」「今年は自分のリセット」と、最初にテーマを一つ決めてから神社を選ぶと、旅全体の目的がはっきりして満足度がぐっと上がります。

ステップ②「エリア」と「日数」を決める

次に考えたいのは、この2つです。

  • 自宅からどのくらいの「エリア」まで足を延ばすか
  • 日帰りにするか、1泊2日にするか

首都圏からのイメージでいうと、ざっくり次のような距離感になります。

日帰り〜1泊2日が組みやすいエリア
神奈川・静岡方面:
箱根神社/伊豆山神社/来宮神社 → 箱根・熱海の温泉とセットにしやすい

埼玉・秩父方面:
三峯神社/秩父神社/宝登山神社 → 秩父・長瀞エリアで日帰りも1泊もOK

栃木・日光方面:
東照宮(日光) → 日帰りも可能だが、鬼怒川温泉と組み合わせるなら1泊2日推奨

1泊2日がベースになるエリア
長野方面:
善光寺/諏訪大社/戸隠神社/真田神社
→ 1泊2日で「1〜2社+温泉」が、無理のない現実的なライン

1泊2日〜2泊3日でじっくり向き合いたいエリア
三重・伊勢方面:
伊勢神宮 → 「伊勢だけで1泊2日」でも良いですが、伊勢志摩や鳥羽まで含めて2泊3日にすると旅の満足度が一段アップします。

旅兵衛
旅兵衛

「今年はどこまで足を延ばすか」「日帰りか、1泊以上か」
ここを先に決めておくと、候補が自然と絞れてプランが立てやすくなります。

ステップ③「温泉」と「グルメ」をセットで考える

せっかく遠出するのですから、「温泉」「地元グルメ」も初詣セットにしてしまいましょう。

今回の12社は、どこも次のように組み合わせやすい場所にあります。

  • 伊勢神宮 → 伊勢志摩・鳥羽の温泉+伊勢うどん・てこね寿司・海鮮
  • 善光寺・戸隠神社 → 長野市内や戸隠周辺の温泉+信州そば・味噌料理・地酒
  • 諏訪大社 → 上諏訪・下諏訪温泉+うなぎ・味噌天丼・ご当地ラーメン
  • 真田神社 → 別所温泉+信州そば・上田のローカルグルメ
  • 東照宮(日光) → 日光・鬼怒川・川治温泉+ゆば料理・老舗ホテルグルメ
  • 三峯神社・秩父神社・宝登山神社 → 秩父・長瀞温泉+わらじかつ・味噌ポテト・豚丼
  • 箱根神社 → 箱根一帯の温泉+黒たまご・自然薯・スイーツ
  • 伊豆山神社・来宮神社 → 熱海温泉+海鮮・干物・スイーツ・クラフトビール
旅兵衛
旅兵衛

「どこで浸かって、何を食べるか」 までセットで考えると、
単なるお参りではなく、“ごほうびを兼ねた初詣旅行” になってきます。

ステップ④「車で行けるかどうか」確認する

最後に大事なのが、交通手段、とくに冬の“道路事情”です。

1月〜2月の初詣シーズンは、平地でも朝晩は路面凍結の可能性があり、山間部・峠道(戸隠・諏訪・日光・三峯・箱根など)では積雪・凍結リスクが高くなります。

  • 雪・凍結の可能性があるエリアへ マイカー・レンタカー で向かうなら
    スタッドレスタイヤ必須 + できればタイヤチェーンも携行
  • 無理をせず
    「行き帰りは電車+バス」「現地で短時間だけレンタカー」 という組み立ても現実的です。
旅兵衛
旅兵衛

旅行当日の天気予報・気温・道路情報をチェックして、「今年は車で行くか」「公共交通機関メインにするか」 を決めるだけでも、安心感が全然違ってきます。

12社の「場所・ご利益・旅のスタイル」早見表

ここまでで、だいたいのエリア日数、そして今年のテーマが見えてきたら、次は「どの神社が、自分のイメージにいちばん近いか」を一覧で確認してみましょう。

  • どのエリアにあるか
  • どんなご利益・テーマのイメージ
  • 日帰り/泊まりの目安
  • 組み合わせたい温泉&グルメ

※距離感・日数の目安は、いずれも「首都圏発」をイメージしています。
マイカー/公共交通機関、雪道の有無などで変わりますので、実際のルートは各自で再確認してください。

寺社名エリアご利益・テーマのイメージ日帰り/泊まりの目安温泉&グルメの組み合わせ例
伊勢神宮三重・伊勢日本の“総本山”的存在・開運・厄除け・人生の節目に1泊2日〜2泊3日向き伊勢志摩・鳥羽温泉/伊勢うどん・てこね寿司・海鮮
善光寺長野・長野市厄除け・心のリセット・ご先祖供養1泊2日がおすすめ(日帰りも可)長野市内〜戸倉上山田温泉/信州そば・味噌料理・地酒
諏訪大社長野・諏訪勝負運・商売繁盛・縁結び・湖の神様1泊2日向き(日帰りも可)上諏訪温泉・下諏訪温泉/諏訪湖グルメ・鰻・味噌天丼
戸隠神社長野・戸隠開運・学業成就・仕事運・森のパワースポット1泊2日向き長野市内・戸隠周辺の温泉/戸隠そば・信州みやげ
真田神社長野・上田勝運・出世運・チャレンジの年に1泊2日向き(日帰りも可)別所温泉・上田市内温泉/真田ゆかりグルメ・お蕎麦
東照宮(日光)栃木・日光出世運・勝負運・仕事運・家内安全日帰り〜1泊2日日光・鬼怒川・川治温泉/湯葉料理・ゆばそば・郷土料理
三峯神社埼玉・秩父山中浄化・守護・仕事運・“気”を整えたい年に日帰り〜1泊2日三峯周辺・秩父温泉/わらじかつ・味噌ポテト・地酒
秩父神社埼玉・秩父地域の鎮守・商売繁盛・学業・家内安全日帰り〜1泊2日秩父温泉(大滝・横瀬など)/ホルモン・蕎麦・B級グルメ
宝登山神社埼玉・長瀞火防・諸難除け・縁結び・家族運日帰り〜1泊2日長瀞温泉・秩父温泉/川下り・かき氷・長瀞ライン下り
箱根神社神奈川・箱根交通安全・勝負運・縁結び・湖と山の神様日帰り〜1泊2日箱根温泉(芦ノ湖・強羅・湯本など)/黒たまご・箱根スイーツ
伊豆山神社静岡・熱海縁結び・恋愛運・夫婦円満・再出発日帰り〜1泊2日熱海温泉/海鮮・干物・温泉街グルメ
来宮神社静岡・熱海健康長寿・良縁・金運・“大楠”のパワー日帰り〜1泊2日熱海温泉/海鮮丼・スイーツ・クラフトビール

「旅する初詣」モデルコース

「どこに行くかは決めたけれど、どう回るかまではイメージできていない…」

そんなときのために、各社それぞれの“初詣+温泉+ご当地グルメ”をセットにした、モデルコースのイメージをコンパクトにまとめました。

気になる神社があれば、ぜひ個別記事の詳しいモデルコースもチェックしてみてください。

伊勢神宮(外宮・内宮)|三重県・伊勢市

三重 伊勢神宮 内宮 鳥居
伊勢神宮 内宮 鳥居
  • おすすめスタイル:2泊3日(伊勢~鳥羽・志摩)
  • コース例:
    1日目:外宮参拝 → 内宮参拝 → おはらい町・おかげ横丁散策 → 鳥羽・志摩の温泉宿へ
    2日目:英虞湾クルーズや賢島周辺観光 → 海鮮グルメ
    3日目:帰路途中で伊勢志摩スカイラインや夫婦岩に立ち寄り
  • 一生に一度は行きたい開運フルコース」を、ゆとりある日程で味わいたい方向け。

善光寺|長野県・長野市

長野 善行寺 山門
善行寺 山門
  • おすすめスタイル:1泊2日(善光寺+長野周辺)
  • コース例:
    1日目:善光寺参拝(本堂・お戒壇巡り) → 仲見世通りでそば・おやき → 長野市内または戸倉上山田温泉に宿泊
    2日目:小布施散策や長野駅周辺で買い物 → 帰路へ
  • 静かに一年のスタートを整えたい」「車でゆっくり行ける寺社が良い」という方に。

諏訪大社(上社本宮・前宮/下社春宮・秋宮)|長野県・諏訪湖周辺

長野 諏訪大社 本宮 鳥居
諏訪大社 本宮 鳥居
  • おすすめスタイル:1泊2日(諏訪四社+諏訪湖温泉)
  • コース例:
    1日目:上社本宮・前宮参拝 → 諏訪湖畔の温泉宿でゆっくり
    2日目:下社春宮・秋宮参拝 → 諏訪湖畔散策・間欠泉・味噌天丼などのご当地グルメ
  • 家族全員でゆったり四社巡り」をしたい方、温泉メインでコンパクトに初詣したい方に。

戸隠神社(中社・奥社)|長野県・戸隠

長野 戸隠神社 中社 鳥居
戸隠神社 中社 鳥居
  • おすすめスタイル:1泊2日(長野市内泊+戸隠)
  • コース例:
    1日目:長野入り → 善光寺参拝 → 長野市内(または戸隠高原)の宿へ
    2日目:戸隠神社中社参拝 → 奥社参道の杉並木を雪道散策 → 戸隠そばを味わって帰路へ
  • 雪景色の参道を歩いてリセットしたい」「静かな一人旅・少人数旅で初詣に行きたい」方向け。
  • ※奥社・九頭龍社は雪のため、例年1月上旬より参拝できません。(公式サイト要確認)

真田神社|長野県・上田市

長野 真田神社 本殿
真田神社 本殿
  • おすすめスタイル:1泊2日(上田城・別所温泉)
  • コース例:
    1日目:上田城跡公園内の真田神社参拝 → 城下町散策 → 別所温泉の宿へ
    2日目:北向観音・安楽寺などを参拝 → 上田の地元グルメ(ソースかつ丼など)
  • 勝負の年にしたい」「歴史好き夫婦で“真田の城下町”を歩きたい」という方に。

日光東照宮|栃木県・日光市

栃木 日光 東照宮 鳥居
日光 東照宮 鳥居
  • おすすめスタイル:1泊2日(日光社寺+温泉)
  • コース例:
    1日目:東照宮・二荒山神社・輪王寺など社寺巡り → 日光・鬼怒川温泉の宿へ
    2日目:いろは坂~中禅寺湖~華厳の滝など定番観光 → 帰路へ
  • 出世運・仕事運をしっかり上げたい」「世界遺産×温泉で王道の初詣旅をしたい」方向け。

三峯神社|埼玉県・秩父市(奥秩父)

埼玉 三峯神社 鳥居
三峯神社 鳥居
  • おすすめスタイル:1泊2日(秩父泊+三峯ピンポイント参拝)
  • コース例:
    1日目:秩父神社・羊山公園など秩父市内観光 → 秩父・長瀞エリアの温泉宿へ
    2日目:翌朝早めに三峯神社へ向かい参拝 → 山の空気を味わってから帰路へ
  • 道中の山道含めて“覚悟を持って行く初詣”。今年を本気で切り替えたい人向け。

秩父神社|埼玉県・秩父市街地

埼玉 秩父神社 鳥居
秩父神社 鳥居
  • おすすめスタイル:日帰り~1泊2日(秩父市街+長瀞)
  • コース例:
    日帰り:秩父神社参拝 → 西武秩父駅前温泉「祭の湯」で日帰り入浴&食事
    1泊2日:1日目秩父神社と市街散策 → 長瀞泊 → 2日目ライン下りや岩畳観光
  • 近場でコンパクトに初詣+温泉+少し観光」を楽しみたい、車旅ビギナーにもおすすめ。

宝登山神社|埼玉県・長瀞町

埼玉 宝登山神社 鳥居
宝登山神社 鳥居
  • おすすめスタイル:日帰り~1泊2日(長瀞+宝登山ロープウェイ)
  • コース例:
    日帰り:宝登山神社参拝 → ロープウェイで山頂へ → ロウバイ・梅(時期により)+展望 → 長瀞岩畳散策
    1泊2日:長瀞温泉に宿泊して、翌日は秩父神社へ足を延ばす「二社詣」も◎
  • 軽めのハイキング気分で初詣」「花の時期に合わせてもう一度行きたい」方にも向きます。

箱根神社|神奈川県・箱根町(芦ノ湖)

神奈川 箱根神社 鳥居
箱根神社 鳥居
  • おすすめスタイル:1泊2日(箱根温泉+芦ノ湖周遊)
  • コース例:
    1日目:箱根神社・九頭龍神社参拝 → 芦ノ湖畔散策 → 強羅・宮ノ下・箱根湯本の温泉宿へ
    2日目:箱根ロープウェイ・大涌谷・美術館巡りなど箱根観光 → 帰路へ
  • 夫婦で“王道の温泉地”に泊まりがけ初詣」「関東圏から車で行きやすいスポット」を探している方に。

伊豆山神社|静岡県・熱海市(伊豆山)

静岡 熱海 伊豆山神社 鳥居 
伊豆山神社 鳥居 
  • おすすめスタイル:1泊2日(熱海温泉+伊豆山)
  • コース例:
    1日目:伊豆山神社参拝 → 伊豆山~熱海の海景色を楽しみつつ、熱海温泉の宿へ
    2日目:熱海市街散策・商店街でグルメ・初島クルーズなど
  • 縁結び・再スタートの祈願」「海の見える温泉街で、のんびりお正月を過ごしたい」方向け。

来宮神社|静岡県・熱海市

静岡 熱海 来宮神社 鳥居
来宮神社 鳥居
  • おすすめスタイル:日帰り~1泊2日(熱海温泉+来宮)
  • コース例:
    日帰り:来宮神社参拝 → 大楠の周りを一周 → 境内カフェや熱海駅前商店街で食べ歩き
    1泊2日:来宮神社+熱海海岸散歩 → 熱海温泉泊 → 2日目に伊豆山神社や初島へ足を延ばす
  • 健康長寿・金運・家族円満をゆったり祈りたい」「歩きやすい境内がいい」という方に。

よくある質問(FAQ)

Q1. いつごろから「旅する初詣」の計画を立てればいい?

A. 宿泊をともなう初詣旅なら、遅くとも11月中~12月前半には候補エリアと日程を決めておくのがおすすめです。人気の温泉地(箱根・熱海・伊勢志摩・日光・諏訪など)は、正月三が日や連休は早い段階で満室になりがち。日帰りプランでも、交通機関の混雑や道路状況をチェックしながら、ゆとりを持ったスケジュールを組みましょう。

Q2. 正月三が日の大混雑を避けるなら、いつが狙い目?

A. 多くの神社仏閣では、元日~3日が最混雑となり、午前10時~15時前後は参拝までに長時間並ぶこともあります。混雑を避けるなら、①元日の早朝(7:00以前)、または②1/4以降の平日が比較的落ち着きます。三が日にこだわらない場合は、「松の内」(1/7頃まで)を目安に、ずらして訪れるのも一つの方法です。

Q3. 雪道運転が不安です。公共交通機関だけで行ける初詣先はある?

A. はい、今回ご紹介している12社の多くは電車+バス+徒歩でアクセス可能です。とくに、善光寺(長野駅からバス)/諏訪大社(上諏訪・下諏訪駅からバス・徒歩)/日光東照宮(東武日光駅からバス)/箱根神社(箱根湯本からバス)/来宮神社・伊豆山神社(熱海駅からバス・徒歩)は、公共交通機関メインの旅に向いています。三峯神社・戸隠神社など山道を含むエリアは、冬用タイヤ車+時間に余裕を持った計画か、ツアー利用も検討してみてください。

Q4. 初詣旅の予算はどれくらい見ておけばいい?

A. 目安として、首都圏発・1泊2日・車利用の場合、ガソリン代+高速代+宿泊(1人1泊1万5,000~2万5,000円前後)+食事・お土産を合わせて、1人あたり2万5,000~4万円程度をみておくと安心です。日帰りなら、1万円前後でも十分楽しめるプランが組めます。伊勢神宮など遠方の場合は、2泊3日+交通費増を想定して、少し余裕を持った予算を組んでおきましょう。

Q5. 服装や持ち物で気をつけるポイントは?

A. 初詣の時期は、平地でも朝晩は0度近くまで冷え込むことが多く、山間部・内陸では日中でも路面凍結が珍しくありません。ヒートテックなどのインナー+セーター+防風性のあるアウターに加え、手袋・マフラー・ニット帽などで体温を逃がさない工夫を。足元は滑りにくい底の靴が基本で、雪が心配なエリアでは防水性のあるシューズが安心です。カメラやスマホ撮影をたくさん楽しみたい方は、モバイルバッテリーもお忘れなく。

Q6. マイカーで行く場合、ほかに注意しておくことは?

A. 冬の初詣旅では、スタッドレスタイヤの装着が大前提。とくに日光・戸隠・諏訪・三峯・箱根などでは、早朝や日陰での凍結が起きやすくなります。加えて、渋滞と駐車場待ちもセットで想定しておきましょう。可能であれば、早めの時間に神社に向かい、午後は温泉や観光をゆっくり楽しむ「前詣スタイル」にすると、運転のストレスがぐっと減ります。路上駐車は厳禁、一方通行や雪による通行止め情報も、事前に確認しておきましょう。

Q7. 毎年違う神社に行っても大丈夫?「氏神様」とはどう付き合えばいい?

A. 近所の神社(氏神様)にお参りすることと、旅先での初詣・参拝を楽しむことは両立できます。たとえば、年の初めは地元の氏神様にご挨拶をしてから、別の日程で「旅する初詣」として伊勢神宮や善光寺を訪れる、というスタイルもおすすめです。大切なのは、どの神社・お寺に行くにしても、感謝の気持ちと、今年をどう過ごしたいかという気持ちをきちんと持って参拝すること。旅先の初詣も、「今年一年を大切に過ごしたい」という思いを新たにする、良いきっかけになります。

Q8. どの神社から優先して行けばいいか迷います…

A. まずは「今年いちばん大事にしたいテーマ」から考えるのがおすすめです。
たとえば、

仕事・チャレンジの年にしたい → 東照宮/真田神社/箱根神社
家族やパートナーとの時間を深めたい → 諏訪大社/宝登山神社/伊豆山神社/来宮神社
心身をリセットしたい → 伊勢神宮/善光寺/三峯神社/戸隠神社

……といった具合に、「テーマ優先+行きやすさ(エリア・日数)」のバランスで1~3か所ほど候補を絞ってみてください。どうしても決めきれないときは、今年は近場で1泊、来年は“遠征”で伊勢神宮など、複数年の計画として考えるのも一つの楽しみ方です。

まとめ|“いつもの初詣”を、今年は「旅」にしてみる

ここまで、伊勢神宮から信州の古社、秩父の山の神社、箱根・熱海の温泉街まで、全12社の「旅する初詣」のヒントをご紹介してきました。

どの社も、近所の氏神様とはまた違う空気が流れています。

少しだけ早起きして、少しだけ遠くまで足を延ばす。

それだけで、毎年繰り返してきた初詣が、“今年だけの特別な旅”に変わります。

行き先を選ぶときは、ぜひ次の3つを意識してみてください。

  1. 「今年のテーマ」(仕事・家族・自分時間・リセット…)を決める
  2. 自宅からの「エリア」と「日数」(日帰り/1泊2日/2泊3日)をざっくり決める
  3. そのエリアで楽しめる「温泉」と「地元グルメ」をセットで考える

あとは、気になった神社の中から「今年の自分にしっくりくる1社」を選んでみるだけです。

もちろん、近所の氏神様へのお参りも大切です。
「元日は地元の神社でご挨拶」「連休に1泊2日で“旅する初詣”」というように、二段構えで楽しむのもおすすめです。

旅先の初詣は、その土地の空気・人の声・温泉の湯けむり・地元の味も含めて、丸ごと心に残ります。

数年後、「あの年は伊勢へ」「あの年は箱根で雪見の初詣だったね」と、思い出ごとふり返られるのも、“旅する初詣”の大きな魅力です。

旅兵衛
旅兵衛

「今年はどこで一年のスタートを切ろうか?」と考えている時間も、もう旅の一部です。
ぜひ気になる神社をピックアップして、初詣+温泉+ご当地グルメのセットで、あなただけの“新年の定番コース”を見つけてみてください。

※免責事項
掲載内容は執筆時点の情報です。

初詣シーズンは、参拝時間・駐車場・交通規制・雪道情報などが変わるケースもあります。
お出かけ前に、必ず各神社・観光協会・道路情報などの公式情報で最新の状況をご確認ください。
当サイトの情報に基づく不利益には責任を負いかねます。

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