「まるで時代劇の世界に入り込んだみたい」
そんな声が思わずこぼれる場所、それが、福島・会津にある歴史情緒あふれる宿場町【大内宿】(おおうちじゅく)です。
江戸時代の街道沿いに栄えたこの町には、茅葺き屋根の家々がずらりと並び、まさに“昔の日本”の風景がそのまま残されています。
名物の「ねぎそば」や「岩魚の塩焼き」を頬ばりながら、石畳の道をゆっくり歩けば、心もほっこり。
この記事では、そんな【大内宿】へ車で行く方のために、アクセス方法・駐車場情報・観光の見どころ・混雑を避けるコツまで、最新情報をまるごとご案内します。
「昔ながらの日本を、夫婦でのんびり歩いてみたい」
そんなあなたにぴったりの旅、はじまります。
🚗 【大内宿】へのアクセス
「車」でアクセスする場合
【大内宿】は、車でのアクセスが圧倒的に便利。
高速道路を降りてからの道のりも比較的走りやすく、ナビ通りに進めば迷う心配もほとんどありません。
▶ 東京方面から
東北自動車道 「白川IC」から国道289号線経由
約55km、約1時間の距離

途中、道の駅などもあるので休憩を挟みながらのドライブも快適です。
▶ 仙台方面から
東北自動車道 「須賀川IC」から国道118号線経由
約55km、約1時間の距離
▶ 新潟方面から
磐越自動車道 「新鶴スマートIC」から県道131号線経由
約32km、約45分の距離
「電車」でアクセスする場合
・ 会津鉄道「湯野上温泉」駅下車
・「乗り合いバス」または「タクシー」利用
「乗り合いバス」情報 ※2025年7月時点
・所要時間 20分
・9時頃から14時頃まで1時間に一本程度運行
・料金(1日フリー)大人1,100円、子供500円
※「料金」「時刻表」など詳細は
「広田タクシー」公式ホームページ
でご確認ください
🅿 「駐車場」情報
自動車
【大内宿】周辺には複数の「駐車場」が整備されています。
ただし、土日や観光シーズンは混雑必至なので、朝の早い時間の到着をおすすめします。
「大内宿」に近い方から第一駐車場、第二駐車場、第三駐車場とあります
駐車料金(1回につき)※2025年7月時点
・普通車 500円
・マイクロバス 1,500円
・大型バス 3,000円
※駐車場は24時間利用可能
ただし、駐車場係員がいるのは8:00~17:00

駐車する場所は係員が誘導してくれますので指示に従いましょう
二輪車
駐車料金 無料
※【大内宿】までは約500m、約5分の距離
🔍 混雑を避けるには?
週末や連休・紅葉シーズンは特に混み合います。
朝9時までの到着が理想的。

「早朝」に駐車場入りして、「車内」で待機する「旅スタイル」もアリです。
【大内宿】の見どころ・楽しみ方
江戸時代の宿場町の面影を色濃く残す【大内宿】。
一歩足を踏み入れれば、そこは茅葺き屋根の家並みが続く時代劇のような世界。
ここでは、のんびり・ゆっくり旅を楽しみたい若い方、アラフィフ、シニアの方にもおすすめしたい“大人の楽しみ方”をご紹介します。
📸 見どころ①:「茅葺き屋根の町並み」

まっすぐに伸びた約450mの一本道の両側には、江戸時代そのままの茅葺き民家がズラリ。
お土産物や、おそばやさん、カフェ、軽食などのお店があります。
町並みを眺めながらのそぞろ歩きが楽しめます。



どの店も風情たっぷり。ゆったりと時間をかけて巡ってみてください。
🏞 見どころ②:「見晴台(みはらしだい)」からの絶景

【大内宿】の北端には、小高い丘に登れる「見晴台」があります。
坂道を少しだけ上れば、そこには「茅葺きの宿場町を一望」できる絶景が!
写真好きにはたまらない、インスタでも人気の絶景スポットです。

階段や坂道がありますので、歩きやすい靴でどうぞ。
🍜 見どころ③:名物「ねぎそば」

【大内宿】名物といえば「ねぎそば」。
なんとお箸の代わりに、長ねぎ1本でそばをすくって食べるというユニークなスタイル。
そばの風味とネギの辛味がよく合い、人気になっています。

薬味のねぎを“かじりながらすする”独特の体験は、旅の思い出になること間違いなしです。
🔥 季節イベントも要チェック
- ❄【冬】大内宿雪まつり(2月上旬)…幻想的な雪灯篭が町を照らします
- 🍁【秋】紅葉と茅葺きのコントラストが見事(10月下旬〜11月上旬)

タイミングが合えば、季節限定の絶景体験が楽しめます。
🕒 観光時間の目安とベストシーズン
⏳ 観光にかかる時間は?
【大内宿】の町並みを散策し、食事や買い物を楽しむには「おおよそ1時間半〜2時間」が目安です。
以下のようなプランをイメージしていただくと無理なく楽しめます
内容 | 所要時間の目安 |
---|---|
茅葺きの町並み散策 | 約30分〜40分 |
食事(ねぎそば等) | 約30分 |
お土産選び/甘味処立ち寄り | 約20分 |
見晴台往復(階段あり) | 約20〜30分 |
・街並みだけを見るだけなら30分位
・街並みを見て「見晴台」に上り
「軽食」の食べ歩きを楽しむなら60分位
・さらに「ねぎそば」を食べるなら
90分位

他の「観光プラン」と合わせて時間配分するのがおすすめです。
🍁【大内宿】のおすすめシーズンは?

季節 | 特徴と見どころ |
---|---|
🌸 春(4月下旬〜5月) | 山桜や新緑が爽やかで、空いている時期 |
☀ 夏(7月〜8月) | 涼しい山間部で避暑地にぴったり |
🍁 秋(10月中旬〜11月上旬) | 茅葺き屋根と紅葉のコントラストが絶景 |
❄ 冬(1月〜2月) | 雪化粧の町並みが幻想的。2月の「雪まつり」は必見 |
特に人気なのは紅葉シーズンと雪まつりの時期ですが、春や夏も混雑を避けてのんびりできる穴場です。
🚗 周辺観光との組み合わせプラン
【大内宿】だけでなく、周辺には魅力的な観光スポットが点在しています。
車旅なら「セットで楽しむプラン」もおすすめです。
🔹 モデルプラン(半日〜1日コース)
▶ 【大内宿】 + 塔のへつり(車で約20分)
- 自然が作った断崖絶景「塔のへつり」
- 吊り橋からの渓谷美は見応えあり
- 滞在時間の目安:約30〜40分
▶ 【大内宿】 + 湯野上温泉駅(車で約15分)
- 【大内宿】の最寄駅
- 国内でも珍しい「茅葺屋根」の駅舎
- 足湯につかって疲れを癒してみては
▶ 【大内宿】 + 会津若松(市街地まで約1時間)
- 「鶴ヶ城」「飯盛山」「武家屋敷」など、歴史を感じる名所
- 「会津漆器」や「ソースカツ丼」も名物!
✅ 【大内宿】観光の旅アドバイス
👟 服装と歩きやすさ
- 【大内宿】のメイン通りは「石畳」+「砂利道」が中心。
歩きやすいスニーカーや運動靴がベストです。 - 見晴台へは階段や坂道を上るため、滑りにくい靴+手ぶらスタイルがおすすめ。
🅿 駐車場利用のポイント
- 駐車場は複数ありますが、第1駐車場(正面)が最も便利。
- 繁忙期(GW・紅葉・雪まつり時期)は満車になることもあるので、午前中早めの到着が安心です。
「混雑期」は早めの行動を!
- 駐車場は24時間空いていますので、早めに到着して車で待つ(駐車場係員は8時から)のもよいでしょう。
- 「大内宿」の民家が立ち並ぶエリアも24時間立ち入ることができますが、多くのお店は9時頃から開店するようです。
- ゴールデンウイーク、お盆の時期、秋の行楽シーズンは特に混雑が激しいので、混雑することを想定して旅の計画を立てることをおすすめします。
💡 お店やトイレ情報
- 多くのお店は16:00頃には閉店するため、昼過ぎまでの訪問が理想的。
- 公共トイレは、「駐車場」および【大内宿】の通り沿いに2〜3カ所あります。
🏡 冬の【大内宿】を訪れる方へ
- 冬季は積雪対策が必須。チェーンやスタッドレスタイヤを忘れずに。
- 足元の防寒対策(滑り止め靴・厚手の靴下)も万全に!
📌 まとめ|【大内宿】は「癒しと歴史の町並み散歩」
江戸時代の宿場町をそのまま残した【大内宿】。
美しい茅葺き屋根の家並みに囲まれて、時間がゆっくりと流れるような非日常を味わえます。
✅ 所要時間は1時間半〜2時間
✅ 駐車場やアクセスも比較的スムーズ
✅ 季節ごとに違った魅力あり(特に紅葉と雪景色)
【大内宿】周辺「温泉宿」情報

せっかく【大内宿】に行くなら、ゆっくり宿泊して【会津グルメ】や【温泉】も楽しみたいですね!
【大内宿】周辺の「温泉宿」は、こちらから検索できますよ!
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