この記事では、是非とも一度は歩いてみたい、福島県が誇る人気の観光スポット【五色沼】へ行こうか考えている方のために!
おすすめ観光モデルコース、観光所要時間、見どころについてまとめています。
【五色沼】とは?
・ 正式名称は「五色沼湖沼群」
・磐梯山の噴火によってできた大小30余りの湖沼を総称して「五色沼湖沼群」といいます
【五色沼】を観光するには?
「五色沼自然探勝路」という「トレッキングコース」を歩きましょう!
・正式名称:五色沼自然探勝路
・全長:約4km
・入口:2ヶ所
・東入口 ※「裏磐梯ビジターセンター」「磐鏡園五色荘」側
・西入口 ※「裏磐梯物産館」側
・観光できる湖沼
・ 毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、竜沼(たつぬま)、弁天沼、るり沼、青沼、柳沼
【五色沼】の美しい湖沼の景色を楽しむには、「五色沼自然探勝路」を歩くことになります。
「五色沼自然探勝路」の全長は約4kmで、アップダウンの少ないほぼ平坦な道。
入口は東西2か所あり、東入口には「裏磐梯ビジターセンター」「磐鏡園五色荘」、東入口には「裏磐梯物産館」があり、周辺には駐車場、売店、飲食店、トイレがあり、【五色沼】観光の拠点になっています。
【五色沼】は大小30程の湖沼があるとされていますが、実際に「五色沼自然探勝路」を歩いて見ることができる湖沼は東から「毘沙門沼」、「赤沼」、「みどろ沼」、「竜沼」(たつぬま)、「弁天沼」、「るり沼」、「青沼」、「柳沼」の8つの湖沼となります。
おすすめ【五色沼】観光モデルコース
「五色沼自然探勝路」の入口は東西2ヶ所あります。
では「スタート」はどちらがいいのか?
「裏磐梯物産館側」の「西入口」からスタートしましょう!
スタート:「五色沼自然探勝路」「西入口」※「裏磐梯物産館」側
1)柳沼
2)青沼
3)るり沼
4)弁天沼
5)竜沼(たつぬま)
6)みどろ沼
7)赤沼
8)毘沙門
ゴ ー ル :五色沼自然探勝路「東入口」
※「裏磐梯ビジターセンター」「磐鏡園五色荘」側
なぜ「西入口」からスタートしたほうがいいのか?
その理由は、「五色沼自然探勝路」は「西入口」の「柳沼」から「東入口」の「毘沙門沼」に向かって緩やかに下っているため
【五色沼】の観光情報をネットで情報を調べてみると、「五色沼自然探勝路」は全長約4kmでほぼ平坦でアップダウンが少ないと多くの記事で書かれています。
ネットで書かれている「ほぼ平坦でアップダウンが少ない」から、どちらから行ってっもいいんじゃない?
そんな軽い「ノリ」で「スタート」すると後で後悔するかもしれません。
実際に歩いて感じたことは、途中多少のアップダウンはありますが、「五色沼自然探勝路」全体で見ると 「西入口」の「柳沼」から「東入口」の「毘沙門沼」に向かって緩やかに下っています。
なので、途中「東入口」からスタートした人は、緩やかに上っているのためか、息を切らせて「ハアハア」としんどそうでした。
私は「裏磐梯物産館」側の「西入口」からスタートしたので、コース全体はゆるやかに下っているのでスムーズに歩けました。
調べてみたところ、【五色沼】自然探勝路西入口の標高は約833m、東入口側にある毘沙門池の標高が約780mとなっていて、約50mの高低差があります。
よって、「裏磐梯ビジターセンター」側の「東入口」からスタートしたい理由がある方は別ですが、スムーズに【五色沼】を散策したい方は、「裏磐梯物産館側」の「五色沼自然探勝路」「西入口」から散策をスタートすることをおすすめします。
スタートは「裏磐梯物産館」側、「西入口」!
「柳沼」からスタート!
これポイントです!
【五色沼】観光所要時間は?
観光所要時間は「2時間」は見ておきましょう!
「五色沼自然探勝路」はほぼ平坦で約4km、1時間30分で歩けますとネットではそう書かれている記事が多いです。
実際に歩いて見た感じたことは、1時間30分では厳しい。
途中、美しい景色を眺めたり、水分補給や休憩したり、思い出に残る写真を撮ったりすることを含めると、最低でも観光所要時間は2時間は見込んでおくことをおすすめします。
【五色沼】見どころ
四季折々、素晴らしい景色を見ることができる【五色沼】。
「五色沼自然探勝路」で見ることができる8つの湖沼について見どころをまとめました。
柳沼
・「五色沼自然探勝路」西入口からスタートして最初に見える湖沼
・3番目に大きい湖沼
・水質はほぼ中性でフナ、ウグイ、ワカサギが生息
・周辺には「裏磐梯物産館」等の土産物店、レストラン、カフェなどがありますので、休憩、食事、トイレを済ませたい方はこちらで
青沼
・その名の通り「青」が最も美しい湖沼といわれています
・多量のカルシウムと硫酸イオンを含んだ水質で、神秘的な「コバルトブルー」に見えます
・周辺が樹木に囲まれているため水面が穏やかで、綺麗な写真が撮れます
「おすすめ撮影スポット」その1
神秘的なコバルトブルーの湖沼を撮影しましょう!
るり沼
・その名の通り、紫色を帯びた濃い青色、瑠璃色に見える湖沼
・他の湖沼より水深があり、透明度が一番
・湖面の向こう側に「磐梯山」がそびえ、【五色沼】のおすすめ「ビュースポット」として押さえておきたい場所
・展望台あり
「おすすめ撮影スポット」その2
磐梯山と瑠璃色に輝く美しい湖沼を撮影しましょう!
弁天沼
・2番目に大きい湖沼
・最も酸性度が低く、エメラルドグリーンからターコイズブルーまで、時間帯や天候により水の色が変化
・展望台あり
・湖畔にベンチがあるため、水分補給や休憩するのにおすすめ
「おすすめ撮影スポット」その3
エメラルドグリーン、ターコイズブルーに輝く湖沼を撮影しましょう
竜沼(たつぬま)
・「五色沼自然探勝路」から少し離れたところにあるため、見えにくい
・周りに木々が生い茂っているため、さらに見えにくい
・夏場はほとんど見ることができません
注意していないと通り過ぎてしまうかも
みどろ沼
・一番小さい湖沼
・沼の色が青、赤茶、緑と3色に見えるのが特徴
・酸性の強い水質で、湖底から複数の水源が湧き出しているのが特徴
青、赤茶、緑の3色に見える水面がポイント
赤沼
・鉄分の含有量が多く、水辺に生えるヨシなどの草木が鉄さび色に見えることが名前の由来
・水面は明るい鮮やかな緑色に見えることが多く、宝石のヒスイのような美しい色合い
「おすすめ撮影スポット」その4
宝石のヒスイのような美しい水面を撮影しましょう!
毘沙門沼
・ 五色沼自然探勝路「東入口」から一番近い
・一番大きい湖沼
・唯一「ボート遊び」が楽しめる
・錦鯉が泳いでいるのがたくさん見え、その中でお腹に赤いハートマークがある鯉を見つけることができれば幸せになれるとか
・毘沙門沼のほとりには「磐鏡園・五色荘」という土産物店、軽食、売店などもありますので、休憩、食事、トイレを済ませる方はこちらで
ハートマークの「鯉」を探して撮影しましょう!
【五色沼】観光お役立ち情報
「トイレ」は?
・「五色沼自然探勝路」のコース途中には「トイレ」はありません
・「トイレ」は「五色沼自然探勝路」西入口側の「裏磐梯物産館」と、東入口側の「裏磐梯ビジターセンター」「磐鏡園五色荘」にあります
「トイレ」は歩き始める前に済ませておきましょう
「足元」は?
「五色沼自然探勝路」はアップダウンは少ないですが、ごろごろとした岩やぬかるみになりやすい場所もあるので、シューズはトレッキングシューズなどの歩きやすいものがおすすめ
「熊」出没注意!
・「五色沼自然探勝路」のコースの途中、「熊」の目撃情報があります
・「熊よけの鈴」など用意しておいた方が安心です
「裏磐梯ビジターセンター」公式ホームページに、【五色沼】周辺の「熊」出没に関する情報がまとめられています
こちらからチェックしてみて下さい
まとめ
この記事のポイントを、最後にまとめておきます。
・【五色沼】の 正式名称は「五色沼湖沼群」
・磐梯山の噴火によってできた大小30余りの湖沼を総称して「五色沼湖沼群」という
・【五色沼】観光するには「五色沼自然探勝路」というトレッキングコースを歩く
・「五色沼自然探勝路」から見える湖沼は柳沼、青沼、るり沼、弁天沼、竜沼(たつぬま)、みどろ沼、赤沼、毘沙門沼の8つの湖沼
・全長約4kmでほぼ平坦なコースと言われていますが、実際には「西入口」の「裏磐梯物産館」側から「毘沙門沼」に向かってゆるやかに下っている
・「五色沼自然探勝路」を楽に歩きたい方は、「五色沼自然探勝路」「西入口」からスタートすることをおすすめします
・観光所要時間については、ネットの記事では1時間30分で歩けるという情報がありますが、実際には美しい景色を楽しんだり、水分補給や休憩したり、思い出に残る写真を撮ったりすることを考えれば2時間は考えておきましょう
・「五色沼自然探勝路」東入口の「毘沙門沼」のすぐそばに「磐鏡園五色荘」、西入口の「柳沼」のすぐそばに「裏磐梯物産館」というお土産物店、軽食、売店、トイレがありますのでそちらで用を済ませましょう
・「五色沼自然探勝路」は歩きやすく整備されていますが、途中ごつごつした岩があったり、ぬかるみやすい場所もあるので、歩きやすいシューズを履いて行くことをおすすめします
・「五色沼自然探勝路」のコースの途中、「熊」の目撃情報がありますので、「熊」よけの鈴等用意しておいた方が安心です
【五色沼】への観光で素敵な思い出を!
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