PR

【猿田彦神社】の見どころ・参拝時間・アクセス|方位石や佐瑠女神社、駐車場情報も解説

伊勢 猿田彦神社 正殿 【観光スポット】情報
伊勢 猿田彦神社 正殿
記事内に広告が含まれています。

伊勢神宮・内宮の近くに鎮座する猿田彦神社は、ものごとの最初に現れて進むべき道を示す「みちひらきの神」として知られています。

ご祭神は猿田彦大神。天孫降臨の際に道案内をしたと伝えられ、古くから方位除けや開運の神として信仰を集めてきました。

境内には佐瑠女(さるめ)神社もあり、芸能や縁結びのご利益を求める参拝者で賑わいます。

アクセスは内宮から徒歩圏内と便利で、伊勢参拝の途中に立ち寄るのにぴったりの神社です。

旅兵衛
旅兵衛

内宮から歩いて行ける距離にある猿田彦神社。伊勢参りの途中に立ち寄れば「みちひらき」の御利益もあわせていただけるんです。

スポンサーリンク

歴史と背景

猿田彦神社は、猿田彦大神をお祀りする古社です。

神話では、天孫降臨の際に高千穂へ降り立つ道案内を務めた神として知られ、ものごとの始まりに先立ち、正しい方向を示す「みちひらきの神」とされています。

境内には、猿田彦大神の子孫である宇治土公家(うじのつちぎみけ)が代々神職を務めてきたという歴史があり、地元の人々に深く敬われてきました。

また、境内の一角には佐瑠女神社が鎮座。

天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀り、芸能の祖神として俳優や舞踊、音楽関係者から信仰を集めています。

近年は縁結び良縁祈願の社としても人気です。

猿田彦神社は、古代から続く伊勢の信仰文化を今に伝える、由緒ある神社といえるでしょう。

旅兵衛
旅兵衛

伊勢参りといえば内宮・外宮が中心ですが、猿田彦神社も忘れてはいけません。人生の節目や新しい挑戦を前に「道を切り開く力」を授かれるのが魅力。芸能や縁結びの佐瑠女神社にも立ち寄ってみると、旅に彩りが増しますよ。

見どころと観光時間目安(所要:30〜60分)

猿田彦神社の境内は広すぎず、30〜60分ほどでゆったり参拝と散策を楽しめるのが特徴です。正殿を中心に、方位石や末社など、見どころがコンパクトにまとまっているため、伊勢神宮参拝とあわせて気軽に立ち寄れる神社です。

正殿

伊勢 猿田彦神社 正殿
伊勢 猿田彦神社 正殿

猿田彦神社の中心となる社殿で、猿田彦大神がお祀りされています。

導きの神として古来より信仰され、進むべき道に迷ったときに参拝すると、力強く背中を押してくれるといわれています。

檜の香り漂う境内は厳かで、参拝者を清らかな気持ちに導いてくれます。

方位石

伊勢 猿田彦神社 方位石
伊勢 猿田彦神社 方位石

境内で特に注目されるのが方位石(ほういせき)

八角形の石柱で、東西南北をはじめとした全方位を示す力が宿る石とされます。

事業や進学、人生の方向性に迷ったときに、この石に触れたり祈願したりすることで、正しい道へと導かれると信じられています。

なお、願い事によって、文字盤に刻まれている方位を触れる順番が変わるといわれています。

  • 仕事運…亥⇒卯⇒未
  • 金運……巳⇒酉⇒丑
  • 家庭運…申⇒子⇒辰
  • 人気運…寅⇒午⇒戌

たから石

伊勢 猿田彦神社 たから石
伊勢 猿田彦神社 たから石

境内に安置されたたから石は、丸みを帯びた形が特徴で、財運や福徳を呼び込む石として参拝者から親しまれています。

軽く撫でながら願いを込めると、ご縁や豊かさに恵まれるといわれています。

さざれ石

伊勢 猿田彦神社 さざれ石
伊勢 猿田彦神社 さざれ石

日本の国歌にも詠まれるさざれ石も境内に見られる見どころのひとつ。

小さな石が長い年月をかけて固まり、大きな岩となったものです。

「長寿」「繁栄」「結束」の象徴とされ、家族や仲間との絆を深めたい参拝者に人気のスポットです。

なお、「さざれ石」という名前の石は全国にいくつかありますが、「君が代」で歌われている「さざれ石」は、岐阜県揖斐川町春日村にある「さざれ石公園」のものとされています。

佐瑠女神社

伊勢 猿田彦神社 佐瑠女(さるめ)神社
伊勢 猿田彦神社 佐瑠女(さるめ)神社

境内の一角にある小社で、芸能の神様として知られる天宇受売命(あめのうずめのみこと)がお祀りされています。

古事記に登場する「天岩戸開き」の神話で舞を披露した女神であり、芸能・芸術・技芸の上達や人との縁結びにご利益があるといわれています。

華やかで明るい雰囲気の社殿は、女性参拝者にも人気です。

御神木のクスノキ

境内にそびえる御神木の大クスノキは、樹齢数百年とも伝わる巨木で、猿田彦神社を象徴する存在です。

幹回りは見上げるほど太く、力強い生命力を感じさせます。

古くから参拝者に「縁結び」「長寿」「厄除け」のご利益を授けると信じられ、幹に手をあてて祈る姿もよく見られます。

大樹の下に立つと、静かな森の気配に包まれ、心が自然と落ち着いていくよう。まさに神域ならではのパワーを感じられるスポットです。

旅兵衛
旅兵衛

境内はコンパクトですが、正殿・方位石・佐瑠女神社など見応え十分。参拝後には授与所で「方位守」や「みちひらき守」などのお守りをいただけば、旅の記念にもなります。

参拝時間(開門時間)

  • 猿田彦神社は、年中無休で参拝可能です。
  • 授与所や社務所の対応時間は 8:30〜17:00 が基本。
  • 早朝や夕方でも境内に入って静かに参拝できますが、御朱印やお守りを受けたい場合は日中の時間帯に訪れるのがおすすめです。

アクセス

  • 所在地
     三重県伊勢市宇治浦田2丁目1-10
  • 公共交通
     近鉄・JR「伊勢市駅」または「宇治山田駅」から三重交通バスで「猿田彦神社前」下車すぐ。
     伊勢神宮・内宮からは徒歩約10分と、参拝の流れで立ち寄りやすい立地です。
  • 車の場合
     伊勢自動車道「伊勢西IC」から約5分。内宮エリアと合わせてアクセスしやすい便利な場所にあります。

駐車場・駐車料金

  • タイムズ猿田彦神社(コインパーキング)
     所在地:三重県伊勢市宇治浦田2-1
     台数:41台
     料金:60分 200円(8:00〜20:00)、60分 100円(20:00〜8:00)、最大料金あり
  • 利用料金
     ・御祈祷を受ける方は駐車料金無料
     ・一般利用も入庫30分まで無料
旅兵衛
旅兵衛

伊勢市内の観光スポットでは珍しく駐車料金が不要で、車旅にはありがたいポイントです。

「内宮」参拝、「おはらい町・おかげ横丁」でのグルメ・お土産購入と合わせて参拝するなら、「内宮B」駐車場に停めて、「内宮」「おはらい町・おかげ横丁」「猿田彦神社」をまわるのがおすすめ。

  • 【名称】伊勢市営「内宮B2駐車場」
  • 【台数】普通車 98台
  • 【料金】駐車料金 1時間まで 無料
    1時間~2時間 07:00~17:00の入庫 500円
    2時間以降 30分毎に100円加算
  • 【利用可能時間】年中無休・24時間利用可能(有人管理:8:30~17:00)

観光のポイント・注意点

  • 参拝マナー
     正殿や方位石の前では静かに手を合わせましょう。写真撮影は可能ですが、他の参拝者の妨げにならないよう配慮を。
  • 混雑状況
     休日や祭事の日は参拝客が多く、駐車場が満車になることも。午前中の早い時間帯が比較的落ち着いて参拝できます。
  • 服装・装備
     境内は石畳や玉砂利が多いため、歩きやすい靴がおすすめ。夏は日差し対策、冬は防寒対策を忘れずに。
  • 御朱印・お守り
     授与所は8:30〜17:00。人気の「みちひらき守」や「方位守」は旅の記念やお土産に最適です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 参拝時間は?
A. 境内は終日参拝可能。授与所・社務所は8:30〜17:00です。

Q2. 所要時間はどのくらい?
A. 境内全体を巡って30〜45分程度が目安です。

Q3. 伊勢神宮と一緒に参拝できる?
A. はい。内宮から徒歩約10分の距離にあり、伊勢参りの流れで立ち寄る方が多いです。

Q4. 駐車場はある?
A. 無料駐車場が約50台分あります。休日は早めの到着がおすすめです。

Q5. ご利益は?
A. 猿田彦大神は「みちひらきの神」として進路・仕事・旅行安全のご利益、佐瑠女神社は芸能・縁結びで信仰を集めています。

まとめ

猿田彦神社は、人生の道を切り開く導きの神を祀る聖地です。正殿をはじめ、方位石佐瑠女神社御神木のクスノキなど見どころが多く、短時間でも深い感動を得られる場所です。

また、たから石さざれ石といった象徴的な石もあり、境内を歩くほどに自然と心が整う感覚を味わえます。

外宮や内宮とあわせて参拝すれば、伊勢旅はより充実したものに。静かな境内で手を合わせれば、きっと自分の進むべき道に光が差すように感じられるでしょう。

関連記事・内部リンク

免責事項:掲載内容は変動する場合があります。実際に訪れる際は、道路・交通・天気・施設の最新情報をご確認ください。当サイト情報に基づく不利益には責任を負いかねます。

タイトルとURLをコピーしました