世界遺産平泉【中尊寺】残念!「金色堂」写真撮影は..

平泉観光スポット 中尊寺 世界遺産「平泉」観光

2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目の【世界遺産平泉】。

「源義経」は「平泉」で青年期を過ごし、「平家」打倒で「ヒーロー」となりながら兄「頼朝」に追われ「平泉」に逃れ、「平泉」でその生涯を閉じます。

「平泉」は「世界遺産」に2011年に登録されました。

「平泉」の中で人気の観光スポットとして有名なのは【中尊寺】

「平泉」に行ったら誰しも必ず行く、東北屈指、日本が世界に誇る観光スポットです。

この記事は、中尊寺の歴史、見どころ、アクセス、駐車場、拝観料についてまとめています。

スポンサーリンク

【中尊寺】と平泉の歴史

【中尊寺】は850年、比叡山延暦寺、高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれたお寺です。

その後、1105年奥州藤原氏初代清衡(きよひら)によって大規模な堂塔の造営が行われ、これが【中尊寺】の創建と見られています。

清衡が【中尊寺】を建立した理由は、「平泉」に平和な理想社会を建設するというもの。

当時(11世紀後半)東北地方では戦乱(前九年・後三年合戦)が続き、多くの方が亡くなっていました。

その霊を慰めるために【中尊寺】は作られました。

その後「平泉」は「中尊寺」を中心に約100年近く繁栄。

その後平泉は【中尊寺】を中心に約100年近く繁栄。

しかし、その平和な時代も、「源義経」が「平泉」に落ちのびてきたことで激変。

当初「義経」を保護していた藤原氏でしたが、時の権力者であり「義経」の兄である源頼朝の圧力に屈し、「義経」を襲撃し、「義経」は自害。

その後、藤原氏も「頼朝」によって攻められ1189年に奥州藤原氏は滅亡することとなりました。

その後「平泉」は次第に衰退することとなりました。

【中尊寺】見どころ、観光時間目安

【中尊寺】の「見どころ」、国宝建造物第一号に認定「金色堂」

【中尊寺】の「見どころ」は、なんといっても国宝建造物第一号に認定された「金色堂」。

その他にも多くの「見どころ」があります。

【中尊寺】の観光スポットを、まずは地図でご確認ください。

中尊寺 地図

【中尊寺】はかなり広いです。

山門(入口)から入り、観光の中心となる「金色堂」まで少し距離があります。

中尊寺 山門

また、その他「見どころ」もいくつかありますので、【中尊寺】全てを観光するには2時間程度の時間を見ておいたほうが良いと思います。

【中尊寺】観光時間目安 2時間程度

それでは、主な「見どころ」をご紹介します。

月見坂

山門をから参道を少し進むと坂が続きます。

この坂を「月見坂」といいます。

中尊寺 月見坂

参道の脇には、樹齢何百年といったスギの木が。

奥州藤原氏、源義経、松尾芭蕉など、この地の歴史を作り上げた人々を見守ってきたことでしょう。

本堂

金色堂の手前に【中尊寺】の本堂があります。

中尊寺

山門を入ると本堂があります。

中尊寺 本堂

お参りはこちらですることになります。

讃衡蔵(さんこうぞう)

金色堂の手前にあるのが「讃衡蔵」(さんこうぞう)。

中尊寺 讃衡蔵

奥州藤原氏が残した貴重な文化財3,000点余りを収蔵する宝物館です。

仏像をはじめとする貴重な文化財が収められていて、東日本を代表する仏教美術の宝庫として知られています。

なお、拝観料(金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂合わせて)は大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円となっています。

残念ながら「讃衡蔵(さんこうぞう)」の中は、写真撮影が禁止

金色堂

【中尊寺】観光のメインとなる国宝金色堂】。

中尊寺 金色堂

国宝建造物として第一号として認定されました。

金色堂は奥州藤原氏初代清衡公によって1124年建立されました。

お堂の中は、金箔やシルクロードを渡ってもたらされた夜光貝や、象牙や宝石によってきらびやかに飾られています。

その中心には初代清衡公、毛越寺を造営した二代基衡公、源義経を奥州に招きいれた三代秀衡公、四代泰衡公の亡骸は金色の棺に納められ今も安置されております。

今から約900年前に創建された金色堂が、そのまま姿で残っていることを考えるとすごいですね。

また、奥州藤原氏4代の遺体が棺の中に安置されていることを聞いてびっくり。

豪華に飾られた棺やお堂の中を見ると、当時の奥州藤原氏が繫栄していたことをうかがい知ることができます。

残念ながら【金色堂】内の写真撮影はできません

旅兵衛
旅兵衛

【金色堂】内は写真撮影できません。なのでこの貴重な様子は自分の目に焼き付けるしかありませんので、じっくり拝観しましょう。

【中尊寺】アクセス

中尊寺 基本情報

  • 住所    〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
  • 電話    0191-46-2211
  • 定休日   年中無休(境内は通年解放)
  • 拝観時間(讃衡蔵・金色堂・経蔵・旧覆堂)  
          3月1日~11月3日 8:30~17:00
          11月4日~2月末日 8:30~16:30
  • 拝観料(讃衡蔵・金色堂・経蔵・旧覆堂)  
         大 人800円 
         高校生500円
         中学生300円
         小学生200円
         

車で行く場合

東北自動車道  平泉・前沢IC下車 約3km 約5分

東北自動車道 一関IC下車     約9km 約15分 

旅兵衛
旅兵衛

平泉・前沢ICからの方が近いです。

電車で行く場合

新幹線で行く場合 一関駅 下車 東北本線乗り換え 平泉駅 下車

平泉駅から中尊寺まで 約1.5km 徒歩20分 タクシー利用の場合約5分の距離

【中尊寺】駐車場 駐車料金

中尊寺には駐車場があります。

中尊寺には第1と第2の2つの駐車場があります。

それぞれの営業時間と料金は以下の通りです。

第1駐車場
 営業時間 3月~11月 8:30~17:00 12月から2月 8:30~16:30
      ※年中無休

 料金   大型車:950円 マイクロ:800円 普通車:400円 自動二輪:50円

第2駐車場
 営業時間 3月~11月 8:30~17:00 12月から2月 8:30~16:30
      ※不定期休日あり

料金   大型車:950円 マイクロ:800円 普通車:400円 自動二輪:50円

旅兵衛
旅兵衛

【中尊寺】入口に近いのは第1駐車場です。

【中尊寺】拝観料

【中尊寺】境内に入るのに「拝観料」はかかりません

ただし、「金色堂」、「讃衡蔵(さんこうぞう)」、「経蔵・旧覆堂」を拝観するためには、拝観料がかかります。

なので、境内だけを散策するだけなら拝観料はかかりません。

拝観料は以下の通りです。

拝観料(讃衡蔵・金色堂・経蔵・旧覆堂)  
     大 人800円 
     高校生500円
     中学生300円
     小学生200円
     

「関連記事」もよろしければどうぞご覧ください。

【平泉】観光モデルコース/【世界遺産】とおすすめ「観光スポット」を4時間(半日)で「車」でまわる!
世界遺産「平泉」を4時間(半日)でまわる「観光モデルコース」についてまとめています。国宝「金色堂」が有名な「中尊寺」、浄土庭園が見事な「毛越寺(もうつうじ)」、「義経」最期の地「高館義経堂(たかだちぎけいどう)」をなどをめぐるコース。
「平泉」【毛越寺(もうつうじ)】の見どころは?気になるアクセス、駐車場、駐車料金、拝観日、拝観時間、拝観料金は?
平泉観光スポット「毛越寺(もうつうじ)」についてまとめています。見どころは?観光するのに時間はどれ位かかるの?アクセスは?駐車場はあるの?駐車料金は?拝観日、拝観時間、拝観料など、気になるポイントをまとめました!
高館義経堂(たかだちぎけいどう)【平泉】最期を遂げた「義経」が祀られているお堂
「平泉」観光スポットとしておすすめしたいのが【高館義計堂(たかだちぎけいどう)】。「鎌倉殿の13人」で注目の「平泉」。「源義経」が最期を遂げた地に建てられたお堂。松を芭蕉もこの地を訪れ、かの有名な句「夏草や兵どもが夢の跡」を詠んだ地。
平泉グルメ/「世界遺産平泉」で観光したら「駅前芭蕉館」さんでわんこそば!
世界遺産平泉グルメといえば「わんこそば」がおすすめ!中でも「盛だし式わんこそば」元祖のお店、「駅前芭蕉館」さんに行ってきました。奥州平泉伝統工芸品である美しく塗られた「秀衡椀」に盛られた「おそば」は見事!とても美味しくいただきました。
【平泉】観光後の宿泊は?/周辺のホテル・旅館・ビジネスホテル情報
世界遺産【平泉】を観光した後に宿泊したい!そんな方のために、平泉観光スポットから近い旅館、ホテル、ビジネスホテルについてまとめてあります。平泉周辺は温泉もあり、その泉質は「美人の湯」「美肌の湯」といわれるくらいお肌にgood!源泉かけ流しの宿...
旅兵衛
旅兵衛

みなさまの旅の計画のご参考になれば幸いです。

ご注意:掲載されている情報が「最新」のものとは限りません。実際に行かれる場合には、事前に「ご自身」で「現地」の情報をご確認ください。「当サイト」の情報を元に不利益を被っても一切責任には応じかねます。

タイトルとURLをコピーしました