岩手には人気の観光スポットがいっぱいあります。
小岩井農場、八幡平、浄土ヶ浜、田野畑村の北山崎、遠野のカッパ淵、猊鼻渓、厳美渓などなど。
春はお花見、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色やスキーに温泉。
年間を通して、いつ訪れても楽しいスポットがいっぱい。
そんな岩手の人気の観光スポットの中で、圧倒的に人気が高いのはやはり「世界遺産」平泉。
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で「平泉」は特に注目の観光スポットとなっています
「平泉」といえば「金色堂」で有名な【中尊寺】が有名ですが、「世界遺産」に登録されているのは【中尊寺】だけではありません。
【毛越寺(もうつうじ)】も、「世界遺産」の構成資産として登録されています。
【毛越寺(もうつうじ)】の歴史
【毛越寺(もうつうじ)】の創建は850年とされています。
慈覚大師円仁が開山し、奥州藤原氏二代基衡(もとひら)三代秀衡(ひでひら)の時代にたくさんの寺院が建てられました。
最盛期には寺院の規模は、「中尊寺」をしのぐほどといわれています。
奥州藤原氏滅亡後、火災によってすべての建物が焼失したましたが、大泉が池を中心とする浄土庭園と、平安時代の寺院の遺構がほぼ完全な状態で保存されています。
【毛越寺(もうつうじ)】の見どころは庭園の美しさ!
このように「特別史跡」と「特別名勝」が二重に指定されている例は、全国でも珍しいそうです。
【毛越寺(もうつうじ)】山門(入口)を入ると、境内の中心には「大泉が池」が。
池の周りには本堂やお堂、また遺跡があります。
大きくて美しい本堂です。お参りはこちらで。
ご本尊は「薬師如来」。
今から約900年前の西暦1100年~1200年代の庭園が、ほぼその時と同じ状態で残っている。
これってすごいですね。
平安時代末期から鎌倉時代にかけてこの地で生活していた方と、同じ景色を見ていると思うと不思議な気持ちになります。
「浄土庭園」と称されるだけあって、見ているだけで心が落ち着くような心境になります。
撮影した日が曇りだったので、あまりその美しさが伝わらず残念です。なお、毛越寺(もうつうじ)さんの公式ホームページからその美しさをご確認ください。こちらからどうぞ
庭園の中心にあるのが「大泉が池」。
「大泉が池」の周りには多くの木々が植わっていてます。
樹齢何百年といった木々もあり、歴史の重みを感じさせます。
【毛越寺(もうつうじ)】観光どれくらい時間かかる
【毛越寺(もうつうじ)】の観光は「大泉が池」とその周辺の庭園をまわるコースになります。
境内を一通り見るだけなら30分位。
「大泉が池」をじっくり見て、その周辺の庭園をじっくり見で写真を撮るのであれば1時間位みておけばいいのではないでしょうか。
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【毛越寺(もうつうじ)】アクセス
【毛越寺(もうつうじ)】拝観日、拝観時間、拝観料
- 住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
- 電話 0191-46-2331
- 定休日 年中無休
- 拝観時間 8:30~17:00
※11月5日~3月4日は8:30~16:30 - 拝観料 大人 700円
高校生 400円
小中学生 200円
「車」で行く場合
東北自動車道 平泉・前沢IC下車 約6km 約10分
東北自動車道 一関IC下車 約8km 約15分
一関IC周辺にはガソリンスタンドがあります。給油が必要な場合はこちらで早めに給油した方がいいでしょう。
「電車」で行く場合
新幹線で行く場合 一関駅 下車 東北本線乗り換え 平泉駅 下車
平泉駅から毛越寺まで 約0.7km 徒歩7分 タクシーなら約3分の距離
【毛越寺(もうつうじ))】 駐車場 駐車料金
毛越寺には町営毛越寺駐車場があります。
駐車料金は有料となります。
町営毛越寺駐車場 基本情報
- 時間 8:30〜17:00
- 休場 年中無休
- 台数 330台
- 料金 大型車 750円、マイクロ 600円、普通車 300円、自動二輪 50円
みなさまの「平泉」への「旅」が楽しいものになりますように!