2011年に「世界遺産」に登録され、東北でも有数の観光地「平泉」。
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、菅田将暉さんが演じる「源義経」が最期を遂げたのが「平泉」で注目が集まっています。
「平泉」といえば「国宝」に指定されている中尊寺「金色堂」が何といっても有名ですね。
一度は観光してみたい「平泉」ですが、いざ観光しようと思った時、どこをどう観光したらよいか迷ってしまう方も多いのでは?
この記事は以下のような人におすすめ!
・世界遺産「平泉」への観光をお考えの方
・「平泉」を効率よく回りたい方
・「観光スポット」の見どころを知りたい方
・「義経」「弁慶」ファンの方
・「平泉」グルメも味わいたい方
- 「世界遺産」に登録された資産とは?
- 「世界遺産」に登録されていないけど、おすすの観光スポット
- 「平泉」グルメも忘れずに
- 「平泉」4時間(半日)「観光モデルコース」スケジュール
- 11:00頃 「駅前芭蕉館」さんで昼食
- 11:30頃 毛越寺(もうつうじ))へ移動
- 11:40~12:25 毛越寺・ 観自在王院跡 観光
- 12:40 「無量光院跡」 へ移動
- 12:45 「無量光院跡」観光
- 12:45 「高館義経堂」へ移動 約2km
- 12:50「高館義経堂」(たかだちぎけいどう)観光
- 13:05 「中尊寺」へ移動
- 13:10「中尊寺」観光
- 15:10「武蔵坊弁慶」お墓参り
- 15:20 「平泉レストハウス」で休憩・お土産購入
- まとめ
「世界遺産」に登録された資産とは?
「平泉」は2011年に「世界文化遺産」に登録されていました。
「世界遺産」に登録された理由は、仏教の浄土思想の考えに基づいて造られた多様な寺院・庭園及び遺跡が、一群として良好に保存されているという理由です。
わかりやすく説明しますと、今からおよそ900年前のお寺や庭園、その遺跡、また当時の絵画、書跡、工芸、彫刻などの美術品や文化遺産が良い状態で残されているということではないでしょうか
では、「世界遺産」に登録された資産は何かというと次の5つです。
・中尊寺(ちゅうそんじ)
・毛越寺(もうつうじ)
・観自在王院跡(かんじざいおういんあと)
・無量光院跡(むりょうこういんあと)
・金鶏山(きんけいさん)
この中で「平泉」といってすぐに思い浮かぶのは、「中尊寺」という方が多いのでは?
「中尊寺」以外については、あまり聞きなれない場所だと思います。
「世界遺産」に登録されていないけど、おすすの観光スポット
「平泉」に行ったら是非とも訪れたいおすすめの「観光スポット」があります!
「高館義経堂(たかだちぎけいどう)」
「世界遺産」に登録されてはいませんが、日本の歴史に名を残した「源義経」が最期を遂げたとされる地であります。
また、「義経」の家来である「武蔵坊弁慶」が「義経」が自害する間、敵の前に立ちふさがり、体に矢を受けながら自らも絶命した(これを弁慶の「立ち往生」といいます)地でもあります。
さらに、江戸時代には「松尾芭蕉」がこの地を訪れ、かの有名な「夏草や兵どもが夢の跡」という句を詠んだ地でもあります。
「高館義経堂(たかだちぎけいどう)」は「世界遺産」には登録されていませんが、「源義経」や、「武蔵坊弁慶」、「松尾芭蕉」とゆかりのある地で、歴史好きの方にはたまらない。「平泉」観光スポットとして是非ともおすすめしたい場所です。
こじんまりとした観光スポットで、15分もあれば十分観光できてしまう広さですが、「平泉」の歴史を感じるにはおすすめの「観光スポット」です。
「武蔵坊弁慶」のお墓
「義経」の第一の家来である「武蔵坊弁慶」。
「義経」が最期を遂げるため、敵の前に立ちふさがり立ったまま絶命(弁慶の立ち往生)。
最後まで主君に忠誠をつくした「武蔵坊弁慶」のお墓が、「中尊寺」の入り口にひっそりとあります。
「中尊寺」入口近くにひっそりとあるので見落としがちですが、是非とも立ち寄って手を合わせたいですね。
「平泉」グルメも忘れずに
「平泉」グルメのおすすめは「わんこそば」
「平泉」がある岩手グルメといえば「わんこそば」
そんな「わんこそば」を、独自のスタイルで提供するお店として人気になっているのが、JR平泉駅前にある「駅前芭蕉館」さん。
「わんこそば」といえば、小分けされたおそばを楽しい掛け声とともに、リズムよく次々に盛られていくのが一般的なスタイル。
でもこちらの「駅前芭蕉館」さんでは、あらかじめお椀にもられたそばを提供するスタイル、「盛だし式平泉わんこそば」を初めて考案したお店。
観光前にお腹を満たしてからスタートしてみてはいかがですか?
「平泉」4時間(半日)「観光モデルコース」スケジュール
「平泉」観光モデルコース
11:00 昼食 「駅前芭蕉館」(30分)
11:40 毛越寺 観光 (45分)
12:25 観自在王院跡 観光 (10分)
12:40 無量光院跡 観光(5分)
12:50 高館義経堂(たかだちぎけいどう)観光(15分)
13:10 中尊寺観光(2時間)
15:10 武蔵坊弁慶 お墓参り (5分)
15:20 平泉レストハウス 休憩・お土産購入
金鶏山(きんけいさん) は「観光モデルコース」から外しています。
金鶏山(きんけいさん) をまわるとうまくコースが組めない、「小高い山」なのであえて観光しなくても良いと思ったからです。 金鶏山(きんけいさん)もまわりたい方は、最後に足を運ばれてみてはいかがですか。
11:00頃 「駅前芭蕉館」さんで昼食
「わんこそば」に舌つづみ!
11:30頃 毛越寺(もうつうじ))へ移動
約0.7km 「車」で約5分 「徒歩」約10分
11:40~12:25 毛越寺・ 観自在王院跡 観光
観光時間 約60分
毛越寺の駐車場に車を停めて、毛越寺と 観自在王院跡 の2か所を観光しましょう
毛越寺(もうつうじ)の見どころは美しい庭園。国の「特別史跡」と「特別名勝」の2つに指定。「奥州藤原氏」が栄華を築いた、平安時代の趣を感じさせてくれる景色です。
12:40 「無量光院跡」 へ移動
約1.4km 「車」で約5分 「徒歩」約15分
12:45 「無量光院跡」観光
観光時間 5分
藤原秀衡により宇治の平等院「鳳凰堂」を模して建立された場所ですが、現在は大きな池がある広場。車を停めて、さっと見る程度でいいと思います。
12:45 「高館義経堂」へ移動 約2km
約0.5km 「車」で約2分 「徒歩」約5分
12:50「高館義経堂」(たかだちぎけいどう)観光
観光時間 15分
「義経」の像と「松尾芭蕉」の「夏草や兵どもが夢の跡」の句碑があります。こじんまりとした場所なので、15分程度あれば十分観光できます。
13:05 「中尊寺」へ移動
約0.6km 「車」で約2分 「徒歩」約5分
13:10「中尊寺」観光
観光時間 約2時間
平泉観光の「メイン」である「中尊寺」。境内も広い、見どころもいっぱい!特に「金色堂」「讃衡蔵(さんこうぞう)」はじっくりみたいですね。なので観光時間は2時間はみておいたほうがいいと思います。
「中尊寺」の観光で疲れたら、おしゃれなカフェ「かんざん亭」さんで休憩してください。
15:10「武蔵坊弁慶」お墓参り
「中尊寺」入口前に、「武蔵坊弁慶」のお墓がひっそりとあります。見落としがちですが、「中尊寺」の帰りに立ち寄ってみてはいかがですか?
15:20 「平泉レストハウス」で休憩・お土産購入
「中尊寺」観光が終了して疲れた体を、「中尊寺レストハウス」で癒されてはいかがですか。
食事を食べたり、休憩したり、「平泉の旅」のお土産も買うことができます。
「中尊寺レストハウス」で使える「お得な」「割引クーポン」をご紹介しますね。
是非、使ってみてください!
1日10枚限定!「弁慶(べんけい)ちからもちセット(もち5品)」割引クーポン
まとめ
世界遺産【平泉】を4時間(半日)、「車」でまわる「観光モデルコース」をご紹介しました。
今回ご紹介したコース、早めの昼食を済ませて観光スタートしたのが11:30頃。
移動手段は「車」。
「毛越寺」「 観自在王院跡」「無量光院跡」 「高館義経堂」をめぐり、平泉観光のメインである「中尊寺」をじっくり観光し、「武蔵坊弁慶」のお墓で手を合わせ、「平泉レストハウス」で休憩、お土産を買った戻ってきたのが15:30頃。
各観光スポットの混雑状況、交通事情でも時間は変わってくると思いますが、おおむね4時間程度で観光できるコースになっています。
「徒歩」でまわった場合でも、この時間プラス「30分~45分」の時間を見込んでおけばよいと思います。
スタートを「毛越寺」としましたが、「中尊寺」から逆にまわるコースも「あり」です。
「平泉」周辺で「宿泊施設」お探しでしたら。
みなさまの「平泉」への旅が楽しいものとなりますように!