「世界遺産」【白神山地】を観光するには?
「世界遺産」に認定された【白神山地】は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる広大な「山岳地帯」のことをいいます。
「世界遺産」【白神山地】を観光したいと思っても、その大部分は山。
なので、「山登り」をしたい方は別ですが、一般の観光目当ての方が観光するにはなかなか難しい場所。
しかし、一般の観光客が手軽に「世界遺産」【白神山地】を体感できる場所としておすす場所があります。
それが【青池・十二湖】周辺を観光するコース。
「十二湖」とは?
「十二湖」という名前になっていますが、実際には大小33の湖沼があります。
なぜ、【十二湖】という名前がついたのか?
「青池」は青くなかった!
その名の通り、透き通ったブルーが美しい姿からその名前がつきました。
そんな「青池」をこの目で一目見たいと、はるばる約800kmをマイカーでやってきましたが…
当日はあいにくの「曇り空」。
しかも、私達が「青池」周辺を観光している間だけ小雨が降っていました。
「なんてついてないんだ!」と思いながら撮った写真がこちら。
全く「青く」なく、期待していた姿ではなく「がっかり」でした。
でも「水」はとってもきれいで澄んでいました!
キレイな「青池」を見るためには?
なぜ、「青池」は青くなかったのか?
晴れていないと、写真で見るような「ただのキレイな池」になってしまいます。
なので、美しい「青池」をみるのは天気次第!運次第!
とにかく晴れた日に行く!これが重要!
「十二湖・青池」観光モデルコース
水の澄んだ神秘的なブルーが有名な「青池」をメインに、「世界遺産」【白神山地】に登録されたの「ブナ原生林」を感じることができるおすすめの「観光モデルコース」をご紹介します。
10:00 スタートは「森の物産館キョロロ」
スタートは「森の物産館キョロロ」になります。
「トイレ」や「売店」もあるので、スタート前に用を済ませておきましょう。
10:05 「鶏頭場(けとば)の池」
スタート地点から坂を下ると見えてくる池が「鶏頭場(けとば)」の池。
「ブナ」や「ミズナラ」などの広葉樹に覆われた大きな池です。
この横をしばらく進むと「青池」です。
10:30 「青池」
スタート地点の「森の物産館キョロロ」から30分位で「青池」に到着します。
太陽の光が届かない「青池」はちょっと残念でしたが、やはり透き通った水の美しさは素晴らしかったです!
みなさんが行かれる時、真っ青な「青池」が見れますように!
11:00 「ブナ自然林」
「青池」を見た後は、「世界遺産」【白神山地】を体感できる「ブナ自然林」へ。
「世界遺産」に登録されている【白神山地】の「ブナ原生林」は、山奥のため簡単に行くことができません。
しかし、ここの「ブナ自然林」は遊歩道を歩きながら、【白神山地】のブナ原生林を体感できます。
距離としては500mほど。
鳥のさえずりを聞きながらゆっくり深呼吸して、森林浴を楽しみましょう!
11:15 「沸壺(わきつぼ)の池」
「ブナ自然林」を過ぎると、「沸壺(わきつぼ)の池」があります。
「青池」から「沸壺(わきつぼ)の池」まで「ぶな自然林」を通って約600m、ゆっくり歩いて20分~30分位かかります。
「青池」と並ぶおすすめの観光スポットです!
スタート地点の「森の物産館キョロロ」を出て、ここまでゆっくり写真を撮りながら歩いて1時間ちょっとかかりました。
11:25 「落口(おちくち)の池」
「沸壺(わきつぼ)の池」から先に進むと「落口(おちくち)の池」に到着します。
「落ち口(おちくち)の池」を正面に見て、左に進むと「十二湖庵」というお茶屋さんと、「トイレ」があります。
また、右に進むとスタート地点の「森の物産館キョロロ」に戻ります。
11:45 ゴールは「森の物産館キョロロ」
スタート地点の「森の物産館キョロロ」がゴールです。
「十二湖・青池」観光モデルコース 所要時間と注意点
「森の物産館キョロロ」をスタート、ゴールにした「十二湖・青池」おすすめ「観光モデルコース」。
「青池」を観光のメインに、「鶏頭場(けとば)の池」、「沸壺(わきつぼ)の池」、「落口(おちくち)の池」といった4つの池と、「世界遺産」【白神山地】の「ブナ原生林」を感じさせる「ぶな自然林」」をめぐるコースとなっています。
注意点としては、コースの途中、登り坂、下り坂があったり、舗装された道、土の道、落ち葉が敷き詰められた道など、様々な路面となっています。
「ヒール」、「サンダル」では辛いと思います。
それから「飲み物」も忘れずに準備しておきましょう。
【十二湖・青池】アクセス
「車」の場合
秋田自動車道「能代南IC」で降りる。国道101号線を北に進む。
能代南ICからは約55km、約1時間10分位の距離です。
※青森方面からのアクセスの場合、岩木山を大きく迂回する形となるので遠回りとなります。
「電車」の場合
電車の場合はJR「十二湖駅」下車。
※時刻表、料金、運行経路は「弘南バス株式会社」の公式ホームページで(こちらから)ご確認ください。
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みなさまの「青池・十二湖」への旅が楽しいものとなりますように!