【十二湖・青池】「観光モデルコース」/「青池」が青くなかった!?なんで?

青池 看板 「奥入瀬渓流」「十二湖・青池」「青森」観光
スポンサーリンク

「世界遺産」【白神山地】を観光するには?

1993年「世界遺産(自然遺産)」に認定された【白神山地】

「世界遺産」に認定された【白神山地】は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる広大な「山岳地帯」のことをいいます。

世界遺産白神山地 登録地域

「世界遺産」【白神山地】を観光したいと思っても、その大部分は山。

なので、「山登り」をしたい方は別ですが、一般の観光目当ての方が観光するにはなかなか難しい場所。

しかし、一般の観光客が手軽に「世界遺産」【白神山地】を体感できる場所としておすす場所があります。

それが【青池・十二湖】周辺を観光するコース。

十二湖と青池

この記事では、「世界遺産」【白神山地】を体感できる【青池・十二湖】について、観光の目玉である「青池」を実際に見に行った時の状況、美しい「青池」を見るにはどうしたらよいのか、「観光モデルコース」についてまとめています。

「十二湖」とは?

「十二湖」は、青森県深浦町の「世界自然遺産」【白神山地】の西の端にあります

「十二湖」という名前になっていますが、実際には大小33の湖沼があります。

十二湖 三十三湖
十二湖 三十三湖

なぜ、【十二湖】という名前がついたのか?

近くの「大崩山」の頂上から「12」の「大きな池」が見えるということから【十二湖】という名前がついた

「青池」は青くなかった!

大小33の池が点在する「十二湖」ですが、中でも特に有名なのが「青池」

その名の通り、透き通ったブルーが美しい姿からその名前がつきました。

旅兵衛
旅兵衛

そんな「青池」をこの目で一目見たいと、はるばる約800kmをマイカーでやってきましたが…

当日はあいにくの「曇り空」。

しかも、私達が「青池」周辺を観光している間だけ小雨が降っていました。

「なんてついてないんだ!」と思いながら撮った写真がこちら。

青池
青くない青池

全く「青く」なく、期待していた姿ではなく「がっかり」でした。

旅兵衛
旅兵衛

でも「水」はとってもきれいで澄んでいました!

キレイな「青池」を見るためには?

なぜ、「青池」は青くなかったのか?

それは「青池」が透き通った青く美しい色に見えるためには、「太陽の光」が重要なんです!

晴れていないと、写真で見るような「ただのキレイな池」になってしまいます。

なので、美しい「青池」をみるのは天気次第!運次第!

とにかく晴れた日に行く!これが重要!

せっかく「青池」を観光するなら、なるべく晴れる日が多い時期を選んで計画し、キレイな「青池」を見れるようにした方がいいと思います

「十二湖・青池」観光モデルコース

水の澄んだ神秘的なブルーが有名な「青池」をメインに、「世界遺産」【白神山地】に登録されたの「ブナ原生林」を感じることができるおすすめの「観光モデルコース」をご紹介します。

各観光ポイントまでの「所要時間」をわかりやすくするため、スタート時刻を10:00としてご紹介します

10:00 スタートは「森の物産館キョロロ」

スタートは「森の物産館キョロロ」になります。

「駐車場」があるので「車」で来られる方、「バス停」があるので「電車」を乗り継いで来られる方もこちらが「スタート地点」となります

旅兵衛
旅兵衛

「トイレ」や「売店」もあるので、スタート前に用を済ませておきましょう。

10:05 「鶏頭場(けとば)の池」

鶏頭場(けとば)の池

スタート地点から坂を下ると見えてくる池が「鶏頭場(けとば)」の池。

鶏頭場(けとば)の池

「ブナ」や「ミズナラ」などの広葉樹に覆われた大きな池です。

この横をしばらく進むと「青池」です。

10:30 「青池」

青池

スタート地点の「森の物産館キョロロ」から30分位で「青池」に到着します。

青くない 青池

太陽の光が届かない青池」はちょっと残念でしたが、やはり透き通った水の美しさは素晴らしかったです!

旅兵衛
旅兵衛

みなさんが行かれる時、真っ青な「青池」が見れますように!

11:00 「ブナ自然林」

十二湖 ぶな自然林

「青池」を見た後は、「世界遺産」【白神山地】を体感できる「ブナ自然林」へ。

十二湖 ぶな自然林

「世界遺産」に登録されている【白神山地】の「ブナ原生林」は、山奥のため簡単に行くことができません。

しかし、ここの「ブナ自然林」は遊歩道を歩きながら、【白神山地】のブナ原生林を体感できます。

距離としては500mほど。

旅兵衛
旅兵衛

鳥のさえずりを聞きながらゆっくり深呼吸して、森林浴を楽しみましょう!

11:15 「沸壺(わきつぼ)の池」

「ブナ自然林」を過ぎると、「沸壺(わきつぼ)の池」があります。

脇壺(わきつぼ)の池

「青池」から「沸壺(わきつぼ)の池」まで「ぶな自然林」を通って約600m、ゆっくり歩いて20分~30分位かかります。

脇壺(わきつぼ)の池

「青池」の次に「青い」と言われており、透明度が高く底まできれいに見えます

旅兵衛
旅兵衛

「青池」と並ぶおすすめの観光スポットです!

スタート地点の「森の物産館キョロロ」を出て、ここまでゆっくり写真を撮りながら歩いて1時間ちょっとかかりました。

11:25 「落口(おちくち)の池」

「沸壺(わきつぼ)の池」から先に進むと「落口(おちくち)の池」に到着します。

落ち口(おちくち)の池

「落ち口(おちくち)の池」を正面に見て、左に進むと「十二湖庵」というお茶屋さんと、「トイレ」があります。

また、右に進むとスタート地点の「森の物産館キョロロ」に戻ります。

11:45 ゴールは「森の物産館キョロロ」

スタート地点の「森の物産館キョロロ」がゴールです。

「十二湖・青池」観光モデルコース 所要時間と注意点

「森の物産館キョロロ」をスタート、ゴールにした「十二湖・青池」おすすめ「観光モデルコース」。

「青池」を観光のメインに、「鶏頭場(けとば)の池」、「沸壺(わきつぼ)の池」、「落口(おちくち)の池」といった4つの池と、「世界遺産」【白神山地】の「ブナ原生林」を感じさせる「ぶな自然林」」をめぐるコースとなっています。

所要時間は途中、写真を撮ったり、休憩したり、トイレに行ったりしながら1時間30分~2時間位でまわれるコース

注意点としては、コースの途中、登り坂、下り坂があったり、舗装された道、土の道、落ち葉が敷き詰められた道など、様々な路面となっています。

足元は「トレッキング」に向いた靴で行かれることをおすすめします

「ヒール」、「サンダル」では辛いと思います。

また、基本的に「山の天気」なので「急変」することもあるので、雨具(カッパ、傘)は用意しておきましょう

それから「飲み物」も忘れずに準備しておきましょう。

【十二湖・青池】アクセス

「車」の場合

秋田自動車道「能代南IC」で降りる。国道101号線を北に進む。

能代南ICからは約55km、約1時間10分位の距離です。

※青森方面からのアクセスの場合、岩木山を大きく迂回する形となるので遠回りとなります。

「電車」の場合

電車の場合はJR「十二湖駅」下車。

バス(弘南バス十二湖線)に乗り換え、「奥十二湖駐車場」下車

所要時間は約15分で、1日「9便前後」運行しています

※時刻表、料金、運行経路は「弘南バス株式会社」の公式ホームページで(こちらから)ご確認ください。

関連記事も合わせてご覧ください。

東北観光・慰霊モデルコース/岩手、青森、宮城を【車】でまわる3泊4日の旅~【世界遺産平泉】、青池、奥入瀬渓流、奇跡の一本松、南三陸防災対策庁舎、【日本三景松島】を巡る旅
東北の人気の観光スポットをめぐり、東日本大震災で被災した地域を慰霊する【観光モデルコース】をご紹介します。岩手、青森、宮城を【車】で3泊4日でまわります。平泉・青池、奥入瀬渓流、奇跡の一本松、南三陸防災対策庁舎、日本三景松島をめぐり...
三陸【慰霊・観光】モデルコース/釜石~陸前高田~南三陸町~松島~多賀城
東日本大震災で大きな被害を受けた釜石、陸前高田、南三陸町を【慰霊・観光】し、日本三景「松島」の観光船でサンセットクルーズを楽しむ、三陸観光モデルコースをご紹介します。三陸の海の幸を使った「三陸グルメ」、「仙台グルメ」で外せない「牛タン料理」もいただきましょう!
https://tabibei.aoike-access
【奥入瀬渓流】観光モデルコース/4時間(半日)散策モデルコース!観光名所もバッチリ!行きは渓流沿いを下って、戻りは「路線バス」で!
【奥入瀬渓流】「観光モデルコース,」をご紹介。4時間(半日)でまわれる「散策モデルコース」です。十和田湖畔「子ノ口」(ねのくち)」からスタート!銚子大滝、雲井の滝、九十九島、阿修羅の流れなど、有名な観光スポットをまわるコース。戻りは「JR路線バス」で
旅兵衛
旅兵衛

みなさまの「青池・十二湖」への旅が楽しいものとなりますように!

タイトルとURLをコピーしました