「陣屋」って何?
「郡代・代官」とは江戸幕府の「直轄領(天領;幕領)」を支配する地方行政官のことをいいます。
江戸幕府の「直轄領」ということは、それだけ幕府が重要視していた土地であるといえます。
「郡代・代官」は日本に4つしかありません。
この4つの中で一番最後に「郡代」になったのがここ飛騨郡代、「高山陣屋」。
1777年(安永六年)に「飛騨郡代」に昇格しました。
「高山陣屋」どこが「貴重」なの?
それでは、「高山陣屋」が高山の観光名所として、なぜ多くの観光客が訪れるのか?
それだけ、「貴重」な建物なんです。( 現在の「建物」は、平成8年(1996年)に「江戸時代」の姿に「復元」したもの)
このような「郡代・代官所」は、幕末に全国に60数カ所あったと言われています。
ちなみに、昭和4年に「国史跡」に指定されています。
現在「陣屋前」では、「朝市」が開かれ、多くの店が並び賑わっています。
江戸時代の「お代官様」の生活を知る
「高山陣屋」を見学してわかることは、江戸時代の「お代官様」やそれに使える「役人」の仕事、生活が分かるということでしょうか。
「嵐山の間」といわれている「居間」の床の間。
立派な「庭園」です。
当時使用していた器具がならんでいます。
台所も広かったようです。
こちらは「御白洲」と呼ばれ、罪を犯した人を裁く場所。
「時代劇」のワンシーンによく出てくる場所ですね。
この場所が一番盛り上がりました!
「高山陣屋」に行ってきた「感想」
「高山陣屋」に行ってみた感想ですが、高校生以上の方向けの観光施設かなという印象です。
小中学生やそれ以下のお子様には、ちょっとピンとこないかなという気がします。
ただ、老若男女問わず、「高山」や日本の「歴史」を学びたい方にとってはいい施設だと思います。
また、「高山」に行って、「高山」の有名な「観光スポット」を観光したいという方にはいいと思います。
「高山陣屋」アクセス 開館時間 休館日 入場料
「飛騨高山駅」から、徒歩約10分の距離
住 所 〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1-5
電 話 0577-32-0463
開館時間 3月1日 から 10月31日 8:45~17:00 11月1日~ 2月28日 8:45~16:30
休 館 日 12月29日〜1月3日 ※入場者状況により変更あり
入 場 料 大人 440円 高校生以下 無料
公式ホームページ https://jinya.gifu.jp/
みなさまの「旅」が楽しいものになりますように!
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