魅力的な観光名所がいっぱいの東北地方。
どこを、どう旅したらよいか?
いろいろ考えてしまいますよね。
そこで今回は岩手県、青森県、宮城県の観光名所と、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた三陸海岸をまわる慰霊と観光を合わせた「東北観光・慰霊モデルコース」をご紹介します。
なお、このコースは2018年10月に実際に自分自身が観光したコースを、2021年8月現在の情報をもとに編集したものです。
東北地方を観光するプランを考えている方のために、「東北観光モデルコース」としてご紹介します。
- 「東北観光・慰霊モデルコース」の概要
- 「東北観光・慰霊モデルコース」のおすすめポイント
- 1日目は世界遺産「平泉」を観光
- 1日目 岩手のおすすめ温泉宿 湯川温泉 四季彩の宿「ふる里」さんに 宿泊
- 2日目の観光スポット「青池」へ移動
- 2日目は「世界遺産」白神山地を感じることができる「ブナ自然林」と神秘的なブルーで有名な「青池」を観光
- 2日目の宿泊先、弘前市の「スマイルホテル」さんに移動
- 3日目 【奥入瀬渓流】へ移動
- 【奥入瀬渓流】を観光
- 【奥入瀬渓流】から釜石市「ルートインホテル釜石」さんへ移動
- 4日目は東日本大震災慰霊・観光の旅 陸前高田「奇跡の一本松」、南三陸町「防災対策庁舎」、【日本三景】「松島」をめぐり、昼食は南三陸町「さんさん商店街」で「三陸グルメ」、夕食は多賀城市「たんや善次郎」さんで「仙台グルメ・牛タン」を!
- まとめ
「東北観光・慰霊モデルコース」の概要
このコースは「車」を利用する「観光モデルコース」となります。
3泊4日で岩手県、青森県、宮城県を観光します。
1日目 岩手県 世界遺産「平泉」を観光
2日目 青森県 世界遺産「白神山地」を体感できる「青池」周辺を観光
3日目 青森県 奥入瀬渓流 観光
4日目 岩手県 陸前高田 「奇跡の一本松」、宮城県 南三陸町「防災対策庁舎」、宮城県 日本三景 「松島」を慰霊・観光 夕食は多賀城市で「牛タン」
岩手県「平泉」から北上し、青森県へ行き、岩手、宮城の三陸海岸を南下するコース。
「平泉」から最終目的地の宮城県「多賀城」市まで、総移動距離約880kmの「東北観光・慰霊モデルコース」となります。
「東北観光・慰霊モデルコース」のおすすめポイント
今回ご紹介する、「東北観光・慰霊モデルコース」のおすすめポイントは以下の通りです
「世界遺産」平泉を観光
中尊寺で国宝「金色堂」を見学。その他、毛越寺(もうつうじ)、高館義計堂(たかだちぎけいどう)を観光。
お昼は「岩手グルメ」「わんこそば」
1日目の宿泊は「源泉かけ流し・露天風呂付客室」に宿泊
岩手県湯川温泉、色彩の宿「ふるさと」さんに宿泊
源泉かけ流し、露天風呂でくつろぐ
世界遺産「白神山地」を体感できる「青池」周辺を観光
驚くような透き通ったブルーで有名な「青池」を観光
「ブナ自然林」で世界遺産「白神山地」の「ブナ原生林」を体感
2日目の宿泊は青森県弘前市
「スマイルホテル弘前」さんに宿泊
3日目は「奥入瀬渓流」を観光
東北が誇る人気の観光スポット「奥入瀬渓流」沿いを散策
阿修羅の流れ、銚子大滝、雲井の滝など観光スポットをめぐる
3日目の宿泊は岩手県「釜石市」
「ルートインホテル釜石」さんに宿泊
夕食はホテル近くにある、【釜石グルメ】釜石の寿司の人気店、寿司「一助」さんでお寿司を堪能
4日目は「震災慰霊・観光の旅」
陸前高田、「高田松原津波復興祈念公園」「奇跡の一本松」で慰霊
南三陸町、「南三陸町震災復興祈念公園」「防災対策庁舎」で慰霊
日本三景「松島」で「観光船」に乗って「サンセットクルーズ」
4日目は「三陸グルメ」「仙台グルメ」も堪能
【昼食】は宮城県南三陸町「さんさん商店街」で「三陸グルメ」満喫
【夕食】は宮城県多賀城市「たんや善次郎」で「仙台グルメ」「牛タン」堪能
1日目は世界遺産「平泉」を観光
世界遺産「平泉」を観光する時間は約半日、4時間で考えています。
「金色堂」で有名な中尊寺の観光で約2時間、庭園が見事な「毛越寺(もうつうじ)」と源義経が最期を遂げた地「高館義計堂(たかだちぎけいどう)」の観光で約1時間程度予定しておけばよいと思います。
なお、「平泉」の「観光モデルコース」については、以下の関連記事をご覧ください。

1日目 岩手のおすすめ温泉宿 湯川温泉 四季彩の宿「ふる里」さんに 宿泊
1日目の宿泊先は岩手県湯川温泉、色彩の宿「ふる里」さんです。
平泉「中尊寺」から「ふる里」さんまでのルートは以下の通りです。
「平泉前沢IC」から東北自動車、秋田自動車道経由、「湯田IC」下車
約75km、1時間15分で到着です。
「ふる里」さんに宿泊先を決めたポイントは
源泉かけ流し、露天風呂付の部屋に宿泊して温泉にゆっくりつかりたかったから。
宿泊した日は紅葉シーズンが始まる頃。
部屋の窓からキレイな紅葉を眺めることができます。
※「色彩の宿ふる里」さんに関する情報は、以下の関連記事をご覧ください。

2日目の観光スポット「青池」へ移動
宿泊先の「色彩の宿ふる里」さんから、「青池」までのルートは以下の通りです。
「青池」までは206km、約3時間かかります。
湯田ICから秋田自動車道、能代東IC下車 県道64号、63号、国道101号を通ります。
なお、「青池」の近くまで、車で行くことはできません。
最寄りの「駐車場」は「森の物産館キョロロ」の駐車場になりますので目的地はそこにします。
2日目は「世界遺産」白神山地を感じることができる「ブナ自然林」と神秘的なブルーで有名な「青池」を観光
2日目の観光のメインは、世界遺産「白神山地」を感じることができる、青森県十二湖にある「ブナ自然林」。
それと、「十二湖」の中で神秘的なブルーで多くの観光客を魅了する「青池」。
この「青池」と「ブナ自然林」を観光するコースで、約2時間程度かかります。
なお、「青池」に関する情報は以下の関連記事をご覧ください。


2日目の宿泊先、弘前市の「スマイルホテル」さんに移動
3日目に【奥入瀬渓流】を観光するため、弘前市内の「スマイルホテル」さんに宿泊。
「青池」から「スマイルホテル弘前」さんまでのルートは以下の通りです。
国道101号、県道30号、やまなみロード、県道31号など一般道を進行。
約95km、約2時間で到着です。
途中、【千畳敷海岸】という青森の「観光スポット」がありましたので立ち寄りました。
【千畳敷海岸】に関する情報は、以下の関連記事をご覧ください。

3日目 【奥入瀬渓流】へ移動
「スマイルホテル弘前」さんから【奥入瀬渓流】子ノ口駐車場までのルートは以下の通りです。
一般道を走行し、約65km、1時間30分で到着です。
【奥入瀬渓流】を観光
今回の観光の目玉でもある【奥入瀬渓流】を約4時間かけて観光します。
なお、【奥入瀬渓流】を4時間で観光するコースについては、以下の記事で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。


【奥入瀬渓流】から釜石市「ルートインホテル釜石」さんへ移動
3日目の宿泊先は岩手県釜石市の「ルートインホテル釜石」さん。
移動ルートは以下の通りです。
十和田ICから東北自動車、花巻JCから釜石自動車道、釜石JCから三陸自動車道経由
走行距離約250km、約3時間30分で到着です。
釜石では夕食で美味しいお寿司をいただきました!
以下の関連記事も合わせてご覧ください。


4日目は東日本大震災慰霊・観光の旅 陸前高田「奇跡の一本松」、南三陸町「防災対策庁舎」、【日本三景】「松島」をめぐり、昼食は南三陸町「さんさん商店街」で「三陸グルメ」、夕食は多賀城市「たんや善次郎」さんで「仙台グルメ・牛タン」を!
4日目は釜石をスタートし、陸前高田、南三陸、松島をめぐり、夕食をいただく宮城県多賀城市がゴール。
観光・慰霊ルートは以下の通りです。
三陸自動車、一般道を走行するコースです。
走行距離は約183km。
朝の9時に釜石を出発して、18時頃多賀城市の「たんや善次郎」さんに到着するコースです。
なお、慰霊・観光スポットに関する情報は、以下の記事をご覧ください。







まとめ
いかがでしたか。
東北を代表する【世界遺産】平泉、【世界遺産】白神山地周辺(青池、十二湖)、奥入瀬渓流、【日本三景】松島を観光するとともに、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市(奇跡の一本松)、宮城県南三陸町(防災対策庁舎)慰霊する、【車】で行く3泊4日の「観光・慰霊モデルコース」をご紹介しました。
東日本大震災から10年という月日が流れましたが、まだまだあの震災の記憶を風化させてはいけません。
また、観光することで被災地を訪れることで、少なからず復興の一助になると考えます。
東北にはご紹介した観光地以外にもまだまだ魅力的な観光地がたくさんあります。
東北地方へ観光する方がふえることを願っています。

東北へみんなで行こう!